うねりの間隔(波周期)で海の荒れ具合を予想!夏秋の釣りに行くなら必ずチェックしておきたいうねりに関する予報について解説しています。目安となる数値を知っていれば釣行可否の判断にすぐ使える情報なので、初心者の方も要チェックです!

目次
海況情報「うねりの間隔(波周期)」を解説!
うねりの間隔(波周期)とは

海況情報「うねりの間隔(波周期)」を解説!

台風後は必ずチェックしたい海況情報

【連載】夏秋の釣りはうねりの間隔にも注目!海況予報を知って安全に釣りを楽しもう!
(画像=出典:unsplash.com,『暮らし〜の』より 引用)

連載第118回!今週は台風後の釣行前に必ず確認しておきたい「うねりの間隔(波周期)」の解説です。この情報は天候と同じように天気予報サイトなどで確認できる予報のひとつで、出発前に海の荒れ具合を予測するひとつの指標になります。

寒い時期は陸で感じる通りの海況というケースが多いですが、夏~秋は天候が回復しても海は荒れているという日が少なくありません。効率的な釣行計画、そして安全に釣りを楽しむために、うねりの間隔(波周期)の見方を覚えておきましょう!

うねりの間隔(波周期)とは

うねりの周期を表す予報

【連載】夏秋の釣りはうねりの間隔にも注目!海況予報を知って安全に釣りを楽しもう!
(画像=出典:unsplash.com,『暮らし〜の』より 引用)

今回ご紹介するうねりの間隔(波周期)は、うねりがどの程度の周期で岸に向かうかを表す言葉です。うねりの間隔(波周期)が4秒であれば、4秒に1度程度のリズムでうねりの波が波打ち際に訪れます。

このリズムは規則的で、うねりの大きさ、つまり海の荒れ具合と密接なかかわりを持っています。うねりの間隔(波周期)の予報をチェックして釣り場をイメージすることで、現地まで行かなくても釣りができる状態なのか、カヤックやボートは出せるのかを予測できるというわけです。

風波とうねり

今回は特にうねりについてご紹介をしていますが、実際の海では風による波(風浪)と遠くからやってきた元風浪であるうねりが混ざって海の状況を作り出しています。この2つの波を合わせたものが注意報などで使われる波浪です。それぞれについての細かい知識まで一気に覚える必要はありませんが、波には2つの種類があることを覚えておきましょう。

風浪が強い場合、風さえ止めばすぐに海面が穏やかになって釣りをはじめられますが、うねりが強い場合はうねりを作り出している沖合の台風・低気圧が遠くへ離れてしばらく経つまでずっと海は荒れ続けます!