登山やアウトドアシーンでは、持ち運べるマイ箸としてチタン箸が注目されています。金属製箸なら何でもいいわけではなく、チタンという材質だからこそのよさもあります。今回はそんな登山で使えるチタン箸のよさを徹底解説するとともに、おすすめの登山用箸もご紹介しましょう。

Contents目次

1. キャンプや登山におすすめのカトラリー
2. 登山用箸にチタン素材がおすすめな理由
3. アウトドアブランドのチタン箸2選
4. 登山用チタン箸のメンテナンス
5. キャンプ用カトラリーは材質が大事

キャンプや登山におすすめのカトラリー

金属箸はチタン製がおすすめ

【2022】登山で活躍するチタン箸を徹底解説。軽量&耐久性◎で汚れもつきにくい!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

アルミやステンレスなど、チタン以外にも金属の箸はあります。今回登山用のカトラリーとしてチタン製品をおすすめするには、いろいろなメリットがあるためです。

軽量・清潔・耐久性・日本製品など金属箸に求めるものも人それぞれ違うでしょう。登山やキャンプなどアウトドアで使うのであれば、メンテナンスの簡単さもチェックのポイントとなります。

チタン箸のよさを詳しく解説!

今回は持ち運びにも適した登山用のチタン製箸の魅力を解説します。チタンの材質であることのメリットを知ることで、ほかの金属箸との比較もやりやすくなるでしょう。人気のコンパクトで使いやすい、おすすめのチタン箸もご紹介しますので、登山用の箸選びの参考にしてみてください。

登山用箸にチタン素材がおすすめな理由

1.軽い

【2022】登山で活躍するチタン箸を徹底解説。軽量&耐久性◎で汚れもつきにくい!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

箸なのであまり重いと使っているうちに手が疲れて使いにくいと感じます。できれば金属箸でも軽いものを選ぶのが、快適に食事を取るには必要です。もちろん、登山用で持ち歩きが必要なカトラリーとしても軽いのは大きなメリットとなります。

その点チタンは軽い金属として知られている材質です。同じ長さ・太さのステンレス製の箸と比較すると重さは約60%まで軽減できます。

2.匂いがつきにくい

これはチタン製箸に限ったことではありませんが、金属箸は匂いがつきにくいのが特徴です。木製箸でも表面に塗装や加工をして吸水しにくくしてありますが、それが剥がれてしまうと箸を口に入れた時になんだか臭いと感じることがあるでしょう。

こちらは箸に染み込んだ調味料などを含む水分が原因で箸が腐敗・雑菌が繁殖していることが考えられます。水分を吸収しない金属箸であれば、この匂いを防ぐことが可能です。

3.汚れが落ちやすい

こちらも箸の水分の吸い込みに影響するお話ですが、食べた後の洗い物もチタン箸は簡単にできます。水分を吸い込まないからカレーなどの色の付きやすい食品も、表面をぬぐうだけで拭き取れます。長く洗う必要が無くなるため、食器洗いの水を使う量も減るでしょう。そのため水を大切にしたい登山には最適です。

4.耐久性がある

水分を吸いにくいから腐りにくい、ある程度の硬さがあるので折れたり傷が付きにくいなど、チタンは耐久性の高さも目立ちます。ほぼ永久的に使うことができると言われているのがチタン箸の特徴です。

より長持ちさせて長く使いたいという方は、滑り止め加工がされていないものを選ぶとよいでしょう。そこに雑菌がたまりやすくなったり、耐久がその箇所だけ弱くなるためです。

5.熱くなりにくい金属箸

軽量な金属の箸としてアルミや錆びにくいステンレスの箸も市販されています。それよりも今回チタン箸をおすすめするのは、アルミやステンレスと比較してチタンが熱伝導率が低いためです。

アルミやステンレスでは熱いスープの具や炊きたてご飯を箸で口に入れた時に熱い!と感じてしまいます。チタンであれば料理の熱が箸に伝わりにくいため、その熱さを感じにくくなっているのです。