「訪日熱」が冷めないうちに受け入れ再開を
ランキングを分析してわかった通り、日本は依然として外国人旅行客から高い人気を集めています。韓国の「疑似日本旅行」のように、日本に行けないからこそ「訪日熱」がより高まっているということも考えられます。
しかし、そんな「訪日熱」も、これ以上日本に入国できない時間が続くと冷めてしまうと考えられます。世界的な旅行再開の波に乗り遅れることは、顧客を失うことにも繋がり、結果的には日本のインバウンドにとって痛手となります。
日本政府が「6月に一部観光客受け入れ再開」という発表をしたことは評価できますが、いまだ詳細な条件についての続報はありません。インバウンド回復の商機を逃さないために、観光再開に向けた具体的なロードマップを早期に示すことが、政府に求められます。
文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ
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