ファーストヒットはケンカブリ

すると30分ほどすると、再び着底直後にアタリ。大きくアワせると今後はしっかりとフッキング。リールを巻き上げるが、ドラグが音を立てラインが出ていく。なかなかサイズが良さそうだ。

最初の1匹ということで無理をせず、じっくりと巻き上げるとなんと幸先よくケンカブリ。

鳥羽沖でタイラバ&ジギング釣行堪能 ブリにマダイと両本命キャッチ
(画像=ケンカブリ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤新治)、『TSURINEWS』より引用)

その後、乗船者もポツポツとワラサ、ハマチがヒットし、私もハマチと大サバを追加する。

後半戦はタイラバへ転戦

後半戦に入ると少しポイントを変え、次はタイラバ。潮はよく効いていたので、ヘッドを120g、フックユニットはサンリキプロスペック極をチョイス。ヘッドをフォールさせ、着底後一定の速度で巻き上げる。

鳥羽沖でタイラバ&ジギング釣行堪能 ブリにマダイと両本命キャッチ
(画像=タイラバ用(作図:週刊つりニュース中部版APC・伊藤新治)、『TSURINEWS』より引用)

巻き上げてくるタナを変更しながら、アタリを探ると早々にヒット。引きからマダイのようだ。アワセは入れず、そのまま一定速度で巻き上げると、40cm弱のマダイだ。

その後しばらくアタリが遠のくが、巻き上げるタナを変えながらパターンを探っていくと、15巻ほど巻き上げ、フォールさせた着底後の3巻きでヒット。どうやら10~15巻きからフォールさせると良さそうだ。

鳥羽沖でタイラバ&ジギング釣行堪能 ブリにマダイと両本命キャッチ
(画像=マダイ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤新治)、『TSURINEWS』より引用)

最終釣果

その後は同じパターンで2匹のマダイを追加し、この日の釣行は終了した。最終釣果はケンカブリ、ハマチ、大サバに狙いのマダイが4匹(1匹はリリース)と満足の釣果だった。

6月後半からはサワラのシーズンにも突入することから、今後も鳥羽の海で十分楽しめそうだ。

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤新治/TSURINEWS編>

▼この釣船について
強丸

この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年7月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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