60cm良型アラゲット
ポイントを探して1時間半後、タナを取り直した私のサオに良い感じのアタリが出た。これまでの経験で、これはアラだとはっきり分かるようなアタリだ。巻き上げを開始すると、グイグイという引きでいい感じで暴れてくれる。
途中で何度も引きがあり海面に上がったのは、60cm1.653kgの大本命アラ。これは記念になる1匹だ。
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その後ウッカリカサゴを釣るが、その後がなかなか続かない。左舷ミヨシの人が連続でオニカサゴを釣るが、私の方はたまにユメカサゴがアタってくる程度。ウネリのある波で、釣りにくいのも影響している感じだ。
メモリアルな釣果に感慨
11時前にグイグイという引きがあり、上げてくると結構な引き。力が弱まらないのでサメか?と思いつつ上げてくると、やっと100m程度の水深で引きが弱まってきた。海中から上がってきたのは、ほんの少し先ほどよりも小さいアラ。これでアラ2匹、アラアラという感じだ。
結局午後1時まで釣り、少しユメカサゴを追加することができた。合計の釣果はアラ2匹、ウッカリカサゴ1匹、ユメカサゴ8匹となり納竿時間となった。

アラ2匹の重さは約3kgで長さは60cm。何となく初孫の体重3230gに近い感じで、メモリアル釣行の終了となった。いろんな意味で感慨深い釣行で、忘れられない一日となった。
わし丸ではしばらくは中深海での釣りが可能。事前に釣り物を確認の上、乗船いただきたい。
<週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕/TSURINEWS編>
▼この釣り船について
わし丸
出船場所:新居港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年7月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。
提供元・TSURINEWS
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