男性であっても女性であっても、支配欲が強いという方に出会ったことはありますか?この支配欲が強い人こそ、普段、どのように接して良いか意外と分からないものです。今回は、この「支配欲」が持つ意味や、支配欲が強い人にはどのような特徴があるのか、また何を思う心理が働いているのか、さらにどのように付き合っていくのが理想か詳しくみていきます。支配欲が強い人へどう対処すべきであるかも徹底解説していきます。
目次
支配欲とは?言葉の意味をわかりやすく解説
支配欲が強い人にはどんな特徴がある?
支配欲とは?言葉の意味をわかりやすく解説

「支配欲」というフレーズを耳にしても、一瞬「何を意味しているの?」と疑問に感じる方も少なくありません。この支配欲は、強ければ強いほど自分の意思を強く相手に求める他、自分の思うままに行動し、時に怒りを露わにするなど、ある意味二面性を持ったような人物のことを指します。
この支配欲がより一層強くなると、手に負えない状況に陥る可能性も高く、しっかりと対処することが大切であると言えます。
支配欲が強い人にはどんな特徴がある?

ここからは、支配欲が強い人だと言われる人にはいったいどのような特徴があるのか、以下に共通して見られる特徴を5点ご紹介します。自分に該当するものがないか、ひとつずつチェックしてみましょう。
特徴①感情的になりやすい

支配欲が強い人は、自分の感情を上手にコントロースする能力が低く、自分の意のままに周囲の人が行動しない、あるいは計画通りに物事が進まなかった場合、怒り狂ってしまうなど、感情の起伏が激しくなるという特徴を持っています。
そのため、ビジネスにおいて、自分の指示通りに動かない人や、反論する態度を見せる人に対して、きつい態度で接することも多々あるでしょう。
このような感情的な気持ちを逆撫でしてしまうことのないよう、周囲の人が気を遣うような人は、まさに、支配欲が強い人であると言えます。
特徴②相手を服従させたがる

自分の世界の中で自分が最上位だと感じている場合、特にマウントを取るようなタイプの人は断固として支配欲が強い傾向にあります。そのため、マウントを取る人ほど支配欲が強いことが分かるでしょう。
特徴③人の意見を尊重できない

自分の行動や言動に必要以上の自信を持っている支配欲が強い人は、自分の考えや行動がすべて正しいというように大きな勘違いをしています。そのため、自分の考えを真っ向から周囲の人に対して押し付けるような行動を取ります。
しかし、本人は全くそのつもりがないというのが大きな特徴です。自分のやり方に乗っ取った行動を取らない人を煙たがる他、自分に服従しない人を排除する傾向です。

また、自分と同等の考えを持っている人とは密に接するものの、自分と相反する考え方や意見を持つ人にはとても排他的な様子がうかがえます。これは、ビジネスでもプライベートでも見られるなど、支配欲が強い人はとても厄介な存在であることが分かるでしょう。
このように、自分のすべてが正しいと自負している以上、周囲の人がその考えを否定してもそれを認めようとはせず、服従させようとする言動が見られることが分かるでしょう。
特徴④思い込みや被害妄想が激しい

自分の考えや物事に対して激しい思い込みをする傾向にあるのが支配欲が強い人の特徴だと言われています。実際、自分に従い動いてくれる人がいないと、自分の周りから人がいなくなることに不安感を抱いているのです。
そして、自分が一人になったことは周囲の人に問題があると責任転嫁し、被害妄想をする傾向です。このように、物事において思い込みや被害妄想が激しいのは支配欲が強い人の典型的な特徴だということが分かるでしょう。
特徴⑤正義感が強い

あまり人の意見に耳を傾けようとしない支配欲が強い人は、それと同時に正義感が強いという性質を持っています。そのため、自分の思いに反感をかうような出来事が起こったとしても、一切自分の芯を曲げようとはしません。
そして正義感に溢れているため、周囲の意見は耳に入ってこない様子です。このように、自分が最も偉く、その通りに周囲の人が動くことが当然だと考えているのです。