参加者の声

「作業後は各自海に出てください。」と呼びかけたが、しばらくしても皆さんなかなか出撃しない様子。どういうわけかと尋ねたところ、みんな初めて会うカヤックアングラーとの情報交換が嬉しくて仕方ないというリアクション。

終了後に送られてきたメッセージにも、ボランティア自体もいい経験だったし、他のアングラーと交流できたことがとてもよかったという感想が多かった。

カヤックフィッシング愛好家がビーチクリーン&交流会開催 その想いは?
(画像=作業後は各艇海へ(提供:TSURINEWSライターNoni)、『TSURINEWS』より引用)

地域の美化&参加者の交流も大切

当日、作業中も散歩中の地元住民の皆さんと挨拶をでき、「ありがとう」というお声を多数掛けていただいた。また、駐車場の地主さんからもお礼の言葉をいただき、「今後も定期的にできればいいですね」とお話をした。

地元の方々にとっては地域美化に繋がり、参加者にとっては交流にも繋がる。「皆の海岸」を美しく利用し続けるためにビーチクリーン活動は最適だと感じた。

また、kayak55様の助言に従い、当日の予定は地元の海上保安庁へも連絡しておいたことも追記しておく。

本記事では小さな海岸において10人程度のカヤッカーで行ったビーチクリーンの体験をシェアさせていただいた。

出艇場所の封鎖や釣り禁止は、地域を問わず多くのカヤックアングラーが危機感を持っている問題だと思う。「イベントがあれば参加するんだけどな~」と思っている人はたくさん居るだろう。Noniもその一人だった。イベントがないから仲間と一緒に企画した。

同様の活動が広まり、この素晴らしい「カヤックフィッシング」という趣味が永く楽しめる日本であり続けて欲しいと切に願う。

カヤックフィッシング愛好家がビーチクリーン&交流会開催 その想いは?
(画像=当日釣り上げたマダイ(提供:TSURINEWSライターNoni)、『TSURINEWS』より引用)

<Noni/TSURINEWSライター>

提供元・TSURINEWS

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