2021年6月、梅雨の最中ではあったが、四国・香川県の小さな海岸にてカヤックアングラー有志11人でビーチクリーン活動を行った。今回はその経緯と報告をシェアしたい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターNoni)

ビーチクリーン企画の経緯

カヤックフィッシング愛好家がビーチクリーン&交流会開催 その想いは?
(画像=SNS用に作った資料(提供:TSURINEWSライターNoni)、『TSURINEWS』より引用)

ここ1年ほどで利用者が急増したこの海岸は、地元テレビ番組で取り上げられたこともあり、週末ごとにカヤック、SUP、マイボートでにぎわっていた。そして、今年の春以降、地元の漁師さんに注意されたという話を頻繁に耳にするようになった。

貴重な出艇場所を失わないためには各人がマナーを知り、守ることが大切だ。逆に、地域貢献を行うことにより地元の方々との絆を深めることができれば、皆が幸せになれるかもしれない。

SNSで連絡の取り合える仲間と相談し、海岸清掃の話を提案することに。漁師さんからも「ボランティアでやってもらえるなら一番いい」と快諾を得られた。

ボランティア清掃活動に対しては、市や町が支援を行っていることを知り、市役所へ問い合わせをした。ごみ袋はボランティア用のものが用意されており、集めたごみを指定業者へ持ち込むことで処分費用は市が負担してくれることがわかった。

カヤックフィッシング仲間に参加を募ったところ、全員が「参加したい!」というリアクション。開催日に都合のつく約10人で「ビーチクリーン&カヤックフィッシング交流会」を行うこととなった。

ビーチクリーン活動報告

カヤックフィッシング愛好家がビーチクリーン&交流会開催 その想いは?
(画像=集まったゴミ(提供:TSURINEWSライターNoni)、『TSURINEWS』より引用)

開催日の前週に地元自治体による清掃活動が行われることが分かり、参加させていただくことも申し出たが、コロナ禍のため外部の人間の参加は控えて欲しいとの意向を受け、我々は別日に草刈りをメインに行うこととなった。

朝5時30分に集合し、6時~7時ごろまでビーチクリーン活動を行った。

カヤックフィッシング愛好家がビーチクリーン&交流会開催 その想いは?
(画像=作業風景(提供:TSURINEWSライターNoni)、『TSURINEWS』より引用)

出艇場所となる海岸、隣接する駐車場にて作業を行い、終了後には皆で記念撮影。

また、参加者にはカヤックフィッシング専門ショップから事前にお預かりをしたマナー啓発資料を配布した。

カヤックフィッシング愛好家がビーチクリーン&交流会開催 その想いは?
(画像=マナー啓発資料を配布(提供:TSURINEWSライターNoni)、『TSURINEWS』より引用)