目次
ほんとの空の下
安達太良山のもうひとつの顔は、荒涼とした活火山
くろがね小屋ってどんな小屋?
これぞ源泉!底が見えない白濁の濃さ
会えたらいいことあるかも!?白いカモシカ

ほんとの空の下

あちこちの山に行きたい私が、何度も行ってしまう山の1つが安達太良山(あだたらやま)です。その魅力は通年営業している山小屋で源泉かけ流しの温泉に入れること!今回は、何度か訪れた安達太良山と、山腹にあるくろがね小屋の温泉を紹介します。

安達太良山は福島県にある標高1,700mの活火山で、南から北へいくつかの山が連なる安達太良連峰の主峰です。なだらかな山容が美しく、詩人高村光太郎の『智恵子抄』で智恵子が見たいと言った、『ほんとの空』という言葉でも有名です。

【福島】ほんとの空の下「安達太良山」のくろがね小屋の白濁湯
(画像=『たびこふれ』より 引用)

安達太良山のもうひとつの顔は、荒涼とした活火山

安達太良山頂へは7つの登山口からのルートがありますが、もっともポピュラーな奥岳登山口から、スキー場のゴンドラリフトで山頂まで1時間強の中腹まで行くこともでき、登山初心者でも比較的簡単に登ることができます。

春から夏は様々な高山植物の花を楽しみながら歩くことができ、秋の紅葉も美しい山です。山頂とその周辺は360度のパノラマが素晴らしく、自然の雄大さを感じて癒されます。

【福島】ほんとの空の下「安達太良山」のくろがね小屋の白濁湯
(画像=『たびこふれ』より 引用)

山頂から少し歩いたところに、今でも有毒な火山性ガスが発生している噴火口跡の沼ノ平があります。周囲の景色とは異なり、まるで月のクレーターのような荒涼とした眺めは、この山が美しいだけではなく、活火山であることを教えてくれます。