転々と穴を替え探る
ここは岩ガニが多く、目的のポイントにエサが届く前に根掛かりする。したがって仕掛けのスペアはたくさん用意した。これを避けるためにブラクリタイプにするのも一考だが、その場合はアイナメ、クジメ、カサゴが中心になるだろう。エサはイシゴカイだ。
潮通しの良さそうな穴を探して仕掛けを落とし、しばらく待つ。転々と穴を替えながらこの繰り返しだが、期待するアタリはない。
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(画像=お宝探してブロックの穴を探り歩こう(提供:週刊つりニュース中部版APC・大塩誠二)、『TSURINEWS』より 引用)
最終釣果
先端からやや入ったところに良さそうなポイントがあったので、しばらく粘ってみた。すると、穂先が入りアタリがあった。巻き上げて顔を見るとメバル。サイズは小さいが作戦大成功だ。今度は少し引きが違うと思ったらクジメだった。これも小さいが満足だ。
今回は午後の2時間足らずの釣りだったが、これだけキープ。次回は一日しっかり穴釣りに出かけたいと考えている。当歳魚ばかりだと思うが、圧力鍋で煮付ければ骨まで食べることができ、カルシウム満点の一品だ。
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(画像=短時間でメバルとクジメゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・大塩誠二)、『TSURINEWS』より 引用)
<週刊つりニュース中部版APC・大塩誠二/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年7月9日号に掲載された記事を再編集したものになります。
緊急事態宣言は解除されましたが、外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。
提供元・TSURINEWS
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