良型トラフグ浮上に笑顔
終盤近くになりミヨシを見ると、山下さんが仁王立ちになり両足を踏ん張りファイティングポーズ。「ゆっくりやりなお」と仲乗りも懸命に声援を送っている。駆けつけると目を見張るほどの魚体が浮上。胴には鮮明な黒丸、ド迫力のトラフグだ。
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(画像=ド迫力のトラフグ(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)、『TSURINEWS』より 引用)
慎重に抜き上げた山下さんは「最後まで集中心を切らさず誘い続けたご褒美だよ」と大満足な笑顔で締めくくった。
良型ぞろいで沖上がり
「はい、この流しで上がります」とのアナウンスと同時に隣の釣友の滝澤さんにヒット。こちらも良型本命で有終の美を飾り11時ジャストの沖上がりを迎えた。
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(画像=有終の美を飾った(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)、『TSURINEWS』より 引用)
ショウサイフグ、トラフグのほかにショゴ、ハナダイなどが顔を見せた。帰港後「底荒れの影響で今いち活性が上がらなかったが、随所で反応が見られるから、海が落ち着けばまた食いだすはずだよ」と船長。次回に期待し帰路に就いた。
<週刊つりニュース関東版APC・大村隆/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース版』2022年6月24日号に掲載された記事を再編集したものになります。
緊急事態宣言は解除されましたが、外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。
提供元・TSURINEWS
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