船中大型も登場

船長は食い気のある魚群を求め、次つぎに新たなポイントを探索していく。釣り人もエサやオモリのカラーを替えて、何とかアタリを出そうと努力する。

右舷胴の間では、2人の女性アングラーが奮闘中。福井さん(坂戸市)が卓越した釣技を披露し良型ショウサイフグを掲げて「沖釣りはアジ、カワハギからマグロに至るまで何でもやるが、ショウサイフグの微細なアタリを捉え、アワセが決まった時のズシッとくる衝撃がたまらない。それに食味はいうまでもなく絶品だから好きな釣り物です」と笑顔を見せる。

鹿島沖ショウサイフグ釣りで良型続々 好ゲストにトラフグも顔出し
(画像=大型がきた(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)、『TSURINEWS』より 引用)

同行の女性も取り込んだ大型本命を揚げてくれ「私もショウサイフグにぞっこんなので、付いて来ました」とこちらも笑顔。

本命続々登場

「おっ、これはよさそうだ」との声に町田さんに目を向けると、湾曲した竿を捉え楽しそうに巻き上げている。やがて良型本命を抜き上げて上機嫌。

鹿島沖ショウサイフグ釣りで良型続々 好ゲストにトラフグも顔出し
(画像=本命手中(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)、『TSURINEWS』より 引用)

左舷ミヨシの山下さん(千葉市)もフグの釣趣に惹かれて通うアングラー。「型がいいから10尾も釣れれば十分だけどね」と言いながら微細なアタリを逃さず仕留めている。

鹿島沖ショウサイフグ釣りで良型続々 好ゲストにトラフグも顔出し
(画像=微細なアタリを逃さずゲット(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)、『TSURINEWS』より 引用)

釣り座に戻って私も納得サイズを追釣した直後に、ズシッと衝撃があり巻き上げにかかると異様に暴れる。海面を割ったのはショゴ(カンパチの幼魚)。