ハスの釣り方
釣り方はいたってシンプル。ミノーならキャストして高速トゥイッチ、タダ巻き、トップなら高速ドッグウォーク、水面直下の高速タダ巻きなど。食い気のあるハスがいれば、一発で食ってくる。特にトップに躍り出る様子は、海のメッキゲームを彷彿とさせるほど迫力満点だ。
中には30cmを超える大型も交じるため、ドラグの設定は少し緩めに。無理な引っ張り合いは避けよう。ラインブレイクのリスクもそうだが、ハスの口は意外に硬くフックアウトを誘発する。

婚姻色の出るオス(上)とメス(下)(提供:週刊つりニュース中部版・編集部)(画像=『TSURINEWS』より 引用)
キャッチ後はなるべく魚体に触れず、素早くリリースしよう。そのどう猛な性格とは裏腹に、ハスはすぐに弱ってしまう。水から出す時間を極力短くし、速やかにリリースしよう。
個体数が多く、ルアーへの反応も抜群。ファイトもなかなかで、30cmクラスになるとドラグを滑らせるほどだ。こんなバスフィッシングならぬ、ハスフィッシング、もっと注目されてもいいはず。ぜひ挑戦を。
<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年7月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。
提供元・TSURINEWS
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