フローティングミノーでヒット継続
タイドグラフでは潮の満ち引きは綺麗な曲線を描くが、実際の潮の流れは一定ではなく、強くなったり弱くなったりを繰り返す。6時間の下げの潮のあいだにおおよそ1時間半刻みくらいで強くなり徐々に緩くなっていく。
当日も潮が緩くなると、シーバスの食い気が落ちてきた。しかし居ない訳ではなく、それまでのやり方で食わなくなった状態。バイトゾーンは表層付近だが、シンキングペンシルだとスローリトリーブで沈み過ぎてしまう。こういった場面では俄然フローティングのミノーが強い。ほぼイトふけだけを巻きとりながらゆっくりと表層をテロテロ流していく。
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(画像=ルアーをかえてヒット継続(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)、『TSURINEWS』より引用)
フローティングであればこそ流れが緩くてもスローに表層を流すことができる。ここでのルアーの使い分けで同行者とはキャッチ率に大きく差が出た。
夏の夜は表層を意識しよう
梅雨が過ぎると凪の日が続く夏。風のない日は特に水面付近でのバイトが増える。あまり潜らないシャローミノーやトッププラグをいくつか忍ばせておくとバイトチャンスが増えるかもしれない。
文・檜垣修平(TSURINEWSライター)/提供元・TSURINEWS
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