秋といえば食・趣味・運動にいい季節です。今週は旬のサツマイモを使ったスイーツレシピを紹介します。他にもサツマイモに関する知識や栄養も解説しますので覚えておきましょう。初心者でも簡単・美味しいレシピですので、ぜひ挑戦してみてください!
はじめに
旬のサツマイモについて知ろう!
秋といえばぶどうや桃狩り、栗拾いにサツマイモ掘りと収穫の季節となります。忙しくて芋掘りや果物狩りには出掛けられませんが、旬を感じる果物や野菜を一手間掛けて食卓を飾ることで家に居ながらにして季節感を感じることができます。秋食材の調理2つ目はサツマイモを選びました。サツマイモに関する知識や含まれる栄養を紹介しますので、ただ食べるだけでなくサツマイモのことを少し深堀りして知ってみましょう!
簡単!スイートポテトのレシピを紹介!
「お菓子づくりはハードルが高そう」と身構える人でも簡単に美味しいスイーツは手作りできます。今回は誰でも簡単にできるスイートポテトのレシピを紹介しますので、まずは気軽に挑戦してみましょう。小麦粉やベーキングパウダーを使用するスイーツと比べると簡単・材料の計量にシビアではありませんので、初心者に打ってつけの手作りスイーツ入門的お菓子です。100均や家にある道具を使って作ってみてください!
サツマイモとは?
たくさんの呼び名がある
サツマイモは漢字で書くと「薩摩芋」となり薩摩と言えば現在の鹿児島県に相当します。薩摩に最初伝わり日本全国に広がって行ったため、サツマイモと呼ばれていますが、「カライモ」や「リュウキュウイモ」・「カンショ」と呼ばれている地方もあります。英語ではサツマイモのことを「Sweet potato」と呼びますが、甘い食味がヤム芋と似ていることから「Yam」と呼ばれることもあります。
痩せた土でも育つ
サツマイモは地中の窒素成分を土壌細菌と共生することで栄養分が少ない痩せた土地でもよく育ちます。栽培方法も他の野菜と比べると比較的簡単なので初心者が家庭菜園で育てるのにもおすすめの野菜です。大きく育てたいからと言ってたくさん肥料を上げすぎると葉や茎ばかりが育って肝心の食用にする塊根が育たないということもあり得ます。サツマイモを栽培するときは肥料を少なめにしましょう。
土壌改良にもおすすめ
サツマイモは同じ土壌に植え続けることで起こる連作障害が滅多に出ない野菜です。前述したように痩せた土地でも元気に育ちます。数年間サツマイモ栽培を続けることで土壌を活性化して他の植物や野菜が育つことのできる土壌改良にも適した野菜となります。サツマイモの次に植え付けをおすすめする野菜は玉ねぎやほうれん草・大根などです。逆に植えない方がいい野菜としてはアブラナ科植物です。例えばキャベツやカブなどが挙げられます。
どこでたくさん作られている?
サツマイモをたくさん作っている国は中国です。世界で生産されている7割強を中国で作っていますが、そのほとんどが酒類の原料となります。日本国内では鹿児島県や農業が盛んな茨城県・千葉県・宮崎県・徳島県の5県で日本国内で作られる8割の生産量を誇ります。加工用だけではなく食用としてブランドが確立されている安納芋や鳴門金時などもそれぞれ鹿児島県と徳島県で生産されていることをご存知の方もたくさんいるでしょう。
美味しいサツマイモの選び方
サツマイモは塊根を食べるので品種やサツマイモごとに大きさがバラバラでどう選べばいいのかわかりにくい野菜です。美味しいサツマイモの選び方としては皮の色にムラがなく鮮やかな色をしていることと斑点や傷がないものを選んでください。黒く変色しているものは古くなっている可能性が高く、食味も劣りますので避けるようにしましょう。すぐに食べないときは袋から出して新聞紙にくるんで冷蔵庫の野菜室か冷暗所に保管しましょう。保管適温は10度から18度の間です。