一般質問と睡眠
居眠りは、議員による「一般質問」の折に発生しがちです。
一般質問とは、議案審議とは別に、議員や会派の考えに沿って、議員が行政に質問したり政策提案したりするやりとりです。一般質問は通常どこの市議会でも、「招集日」と「最終日」の間に実施されます。
自戒の念を込めていえば、「この質問、意味あるの?」とつい思ってしまうものもある他、自分にとって関心が低いテーマの質問では、確かに眠くなることはあります。
しかし、寝るのは質問している議員にも、答弁をしている執行部にも失礼ですし、そもそも最高議決機関の構成員としての正しい振る舞いではないため、私は寝ません。
しかし、「寝ちゃう議員」は存在する。さらに言うと、自分とイデオロギー的に合致しない議員、あるいは敵対している議員の質問の折に、あえて「寝たふり」でネグレクトを決め込んでいるとしか思えない議員もいます。
私の質問時について言えば、騒がれるよりずっとマシなので、ぐっすりどうぞと思ってはいます。
「寝ちゃう議員」については以上です。さらにお行儀の悪い「騒ぐ議員」問題について一言あるとすると、騒ぎたい衝動を抑えられない議員は、議員になる前に「お行儀よくするということ」を学ぶため、小学二年生あたりから学び直すとよいと思います。
そういう人たちの機会創出を提案するため、議会で一般質問するのもよいかもしれませんね。
文・高橋 富人/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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