こんにちは!肥後庵の黒坂です。

昔から続いていて、いつまでも終わらない争いの一つに「朝食は必要か?不要か?」という議論があります。必要派と不要派の理論はそれぞれ正しく感じるので、「結局、朝食はいいの?悪いの?」とあなたは迷われているかもしれませんね。私が両者の主張を見ていて思うのは、「お互いに朝食のメリット・デメリットを声高に主張するだけで話し合いになっていない」ということです。

さて、私の持っている結論を先にいうと「朝食はやっぱり食べるべき」と考えています。この記事を最後まで読んで頂ければ、あなたも朝食必要派になっていることでしょう。

朝食不要派3つの主張

朝食は不要だと主張する人たちはこういいます。「現代人は栄養が足りており朝食を食べる必要がない。元々人類は今のように3食食べていなかったが、エジソンがトースターを売るために主張した“一日3食食べましょう”から習慣が始まったに過ぎない」「現代は食べ物に囲まれており、朝食まで食べてしまうと胃腸は休む暇がない」「排泄に適した朝の時間を朝食が阻害する。」

なるほど、どれもなかなか説得力がありますね。一つずつ見ていきたいと思います。

<主張.1>朝食を食べなくても十分栄養が足りている

エジソンは自らを性能の良いエンジンに例え「余計なガソリンは食わない」といったのは有名な話です。エジソンのエピソードを引き合いに出す人は、まさに「朝食は余計なエンジンにあたる」と考えているわけです。近年は栄養失調や飢餓に苦しむ人は減り、逆に食べ過ぎによる肥満や栄養過剰で病気になってしまう人の方が増えていますからこうした意見が出てきてもおかしくはない気がします。