「Rakuten UN-LIMIT VII」が7月1日からスタートし、月間1 GB 未満でも月額1,078円の基本料金が発生することになる。実際に乗り換えたユーザーは、どのくらいいたのかは気になるところである。今回はMMD研究所の調査をもとに、サブ回線として使っているユーザーが「乗り換え・解約」を検討している割合についてお伝えしていきたい。
楽天の「サブ回線」ユーザー、約65%が乗り換えや解約を検討
(画像=楽天モバイルを“サブ回線”として利用している人の約65%が、“解約または乗り換え”を検討している（「MMD研究所」調べ）,『オトナライフ』より 引用)
MMD研究所が2022年6月10日～13日、18歳から69歳の男女25,000人に実施した「楽天モバイル0円廃止発表後の実態調査」によれば、楽天を「サブ回線」として使うユーザーの約65%が「乗り換えや解約」を検討していることが明らかになった。
複数回線の契約者を対象に、「サブ利用の通信サービス」を尋ねたところ、4キャリアで最も多かったのは「Rakuten UN-LIMIT」の20.0%だった。対してメイン利用は4位の8.2%にとどまったことから、Rakuten UN-LIMITを“サブ回線”として利用しているユーザーが多いことがわかる。
(画像=グラフを見ると、楽天モバイルをサブ利用するユーザーが多いとよくわかる（「MMD研究所」調べ）,『オトナライフ』より 引用)
そこで、楽天モバイルユーザーに「月間のデータ容量」を尋ねたところ、メイン・サブ共に「月間1GB未満」が最も多く、メイン利用者で「48.9%」、サブ利用者にいたっては「62.8%」が月間1GB未満だった。
(画像=楽天サブ利用ユーザーの6割が、月間利用データ容量1GB以下だ。乗り換えを検討するのは致し方ないのかも（「MMD研究所」調べ）,『オトナライフ』より 引用)
さらに「継続・乗り換え・解約意向」を尋ねると、楽天モバイルをサブ利用している人で「他社への乗り換えを検討している」のは32.7%、「解約を検討している」が32.6%という結果に。“サブ回線”ユーザーの約65%が、解約または乗り換えを検討していることが判明した。
