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北川航也(SKラピード・ウィーン/オーストリア)
移籍先:清水エスパルス
J1第19節終了時点で17位と、降格圏に低迷している清水エスパルス。残留というノルマを達成するために獲得したのが、約3年ぶりの古巣復帰となるFW北川航也だ。
昨2021/22シーズンのリーグ戦では12試合無得点と結果を残せなかった北川だが、Jリーグでの実績は2018シーズンの13得点を筆頭に十分なものを持つ。活躍次第ではAFCアジアカップ2019以来となる日本代表復帰も夢ではないだろう。相思相愛のチームで、当時の輝きを取り戻せるか注目だ。
レオナルド(重慶両江競技足球倶楽部/中国)
移籍先:名古屋グランパス
19試合を終えて15得点と、アビスパ福岡と並んでJ1リーグ最少得点に苦しむ名古屋グランパス(現在9位)。解決策としてから獲得したのは、FWレオナルドだった。
2019年から中国でプレーしてきたレオナルドは、2021シーズンは成都銭宝足球倶楽部でリーグ戦33試合に出場し14ゴールを記録。2022シーズンは重慶両江競技足球俱楽部に加入していたが、同クラブは2022年5月に財政難を理由にチーム解散を発表した。得点を量産し、日本でも愛される選手となるだろうか。
飯野七聖(サガン鳥栖)
移籍先:ヴィッセル神戸
J1リーグ最大の年間予算を誇りながら、第19節終了時点で最下位に低迷しているヴィッセル神戸。残留を達成するために、監督交代に加え2人の即戦力を獲得した。その1人目が、サガン鳥栖で中心選手として活躍していたMF飯野七聖である。
主戦場は右サイドで、突破力とチャンスメイク力に優れている飯野。神戸では右サイドバック(SB)を本職とする選手が不足しており、おそらく右SBに飯野、左SBに元日本代表の酒井高徳という配置が基本になるだろう。攻守両面の向上に導けるだろうか。
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ステファン・ムゴシャ(仁川ユナイテッド/韓国)
移籍先:ヴィッセル神戸
上記の飯野七聖に加え、ヴィッセル神戸が1試合平均1を下回る得点数を増加させるために獲得したのが、モンテネグロ代表としても活躍するFWステファン・ムゴシャだ。仁川ユナイテッドでは129試合で68得点と、抜群な得点力を示し続けた。
神戸がJ1残留を達成するためには、新たなヒーローが必要である。188cmの長身ストライカーであるムゴシャは、有名選手ばかりが揃う神戸のFW陣でエース格となれるか。
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