そもそも「送風機能」とは?

ここであらためて気になったのが、「送風」機能である。リモコンに送風ボタンがあるが、そもそも使ったことのない人も多いのではないだろうか。

まっつーさんによるとエアコンの送風機能は、室内の空気を循環させる機能だそうだ。

空気は温かいほど上に、冷たいほど下にいく習性があるので、まずは室内の上部にある熱をやっつける必要があるので、送風機能で空気を循環させると室内の換気が促進されるばかりか、空気の流れがあることで体感温度が下がるとのこと。さらに窓を開けて送風機能を使用することで、この空気の循環がより促進されるらしい。

また、体感温度を下げる目的以外にも、晴れた日に窓を開けた状態で送風運転をすることで、エアコン内部のカビ対策にもつながるとのことである。

送風機能がない場合は?

「エアコンは、送風で換気→冷房に!」ツイートに目からうろこ
(画像=冷房でキンキンに冷やす前に、まずは窓を開けて送風機能で換気をしよう。、『オトナライフ』より 引用)

送風機能のすごさがわかったところで、コメント欄には「リモコンに送風ボタンがない」との嘆きの声も寄せられている。この夏を乗り切るために必要不可欠とも思われる送風機能だが、送風ボタンがない場合はどうしたらよいのだろうか。

まっつーさんの解説によると、「送風」はエアコン全機種にあるわけではなく、似たような機能がないかは説明書を確認してほしい」とのことである。実際にコメント欄でも「説明書を読むと、設定温度最大で冷房運転をすると、送風運転になると書いてある」との声が複数、寄せられていた。

送風機能を併用して賢くエアコンを使用したい場合は、一度、取扱説明書を確認されることをオススメしたい。