目次
サスを替えたような乗り心地の変化!【TS660実走インプレ】
・気持ちの良いコーナーリング性能!
ベーシックレンジのタイヤより性能は確実に上!
サスを替えたような乗り心地の変化!【TS660実走インプレ】
元が“終わっていた”タイヤだったので、大きな変化が実感できました。
走り出してまず感じたのが、安定性の向上。
特にスクーターは小径ホイールなので、路面の荒れに対して影響を受けやすく、轍や凸凹でハンドルを取られたり、車体の安定性を失う場面が多いものです。
それがタイヤ交換後には大きく改善しました。まるでサスペンションが変わったかのようにしなやかな乗り味となり、路面の荒れに乗り上げても何事もなかったかのようにいなしてしまうのです。
気持ちの良いコーナーリング性能!
さらに軽快感もプラスされました。ハンドリングはクイックになり、交差点でのコーナーリングや車線変更もスパッと決まるのです。
それに加えてしっかりと頼もしいグリップ感も好印象。
加速時には路面を確実に掴んで車体を前に押し出す感覚が増しましたし、ブレーキング時は明らかに制動距離が短くなったのです。
目測よりも手前で止まれるような安定したグリップ性は、公道ではそのまま安全マージンとなるわけで、その1点だけでも、タイヤ性能が如何に大切なものか理解を新たにしました。
つまり、公道でこそTS660の高性能が生きてくると言えるでしょう。
ベーシックレンジのタイヤより性能は確実に上!
ライフはこれからの判断となりますが、元の国内メーカータイヤより乗り心地の良さやグリップ性能は数段上といった印象でした。
国内メーカーのロングセラータイヤより後発である分、「TIMSUN TS660」には技術的アドバンテージもあるわけで、何十年のバイクばかり持っている私としては、現代のタイヤの素晴らしさを身をもって思い知らされた体験となりました。
足バイクとして必要最低限メンテで乗り潰すつもりでいたV125Gですが、想像以上に走りが良くなってしまったので、今後はブレーキと駆動系メンテを行い、さらに好調にしてしまおうと目論んでいます。
Text&Photo 丸山淳大
提供元・Moto Megane
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