目次
いざ、決戦の地へ!巌流島
海底で県境をまたぐ!?関門トンネル人道
まとめ
いざ、決戦の地へ!巌流島
お腹が満たされたら、そのまま唐戸ターミナル桟橋からちょっとばかり船旅を楽しんでみてはどうでしょうか。宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘したという巌流島、ここから10分の船旅で渡ることができるのです。



存在感のある関門大橋、そして対岸の九州が間近に見えるほど狭い関門海峡をしばしの間クルージングしましょう。天気が良ければデッキ席から海風を浴びるのもいいかも。ほどなく巌流島が見えてきます。
巌流島は周囲1.6kmほどの小さな島。もともとは船島という名でしたが、宮本武蔵との決闘に敗れた佐々木小次郎の流儀である「巌流」を取って巌流島と呼ばれるようになったのです。




島にはいくつかのフォトスポットもありますが、メインは展望広場にたてられている武蔵と小次郎の像です。歴史ファンにはたまらない巌流島ですが、実はこれ以外にはこれといって見どころがなかったりします。あまり長居をしても、時間を持て余すかもしれませんのでご注意を。帰りの船の時間はちゃんと把握しておきましょう。
巌流島
- 住所:山口県彦島
海底で県境をまたぐ!?関門トンネル人道
巌流島からまた唐戸港へと戻ってきたなら、次は海の底へと行ってみましょう。海の底といってもダイビングをするわけではありません。下関のランドマークのひとつ、関門海峡を跨ぐ関門橋は高速道路の一部で、本州と九州を結んでいます。
この関門橋以外にも本州と九州を結ぶルートがあり、関門海峡の海底を走る国道2号の関門トンネルが存在しています。この関門トンネル、実は二重構造になっていて上部は自動車用のトンネル、その下部は歩行者用のトンネルになっているのです。
このトンネルを正式には「関門トンネル人道」と呼び、歩いて本州と九州を行き来できる海底トンネルなのです。自動車で国道の関門トンネルを走るのには通行料がかかりますが、歩行者用の関門トンネル人道はなんと無料で通ることができます。


関門トンネル人道は専用の入口があり、エレベーターで海面下のトンネル通路まで行きます。これだけでもちょっとしたアトラクションのようにも思えますね。



トンネル内が実はちょっとした観光地になっているのが嬉しいポイント。無機質なコンクリート通路というわけでなく、様々な掲示物や撮影スポットがあり、旅情感を掻き立ててくれます。


海面下58m、全長は780mもあるという関門トンネル人道。面白いことにこの道もれっきとした国道2号であり、いわゆる国道標識の"おにぎり"があったりもします。


そしてトンネルの壁面にも海底っぽい絵が描かれたりしており、長いトンネルでも退屈にならないような工夫もあります。そしてこの関門トンネル人道のメインともいうべきポイントが関門海峡の海底にある県境。ここを訪れたいがためにこの関門トンネル人道を目指す人がほとんどではないでしょうか。県境であり、本州と九州との境でもあるラインを跨いで記念撮影をしておきたいスポットです。


せっかくですので、対岸の九州側にも記念に渡っておきましょう。トンネルを往復すればちょっとしたウォーキングにもなりますね。美味しいものを食べた分はしっかりカロリー消費もしておきましょう(笑)
関門トンネル人道(下関側)
- 住所:山口県下関市みもすそ川町22
- 電話番号:083-222-3738
まとめ
以上、1日で山口県の絶景スポットなどをドライブでめぐるモデルコースでした。他にもおすすめしたいスポットはたくさんありますが、あくまでも1日ドライブの一例として参考にしてください。お天気が良さそうな日を狙って、頑張って朝早めから動き出してみてください!
文・写真・bow/提供元・たびこふれ
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