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キッチンハイター使用時に注意すべきこと
キッチンハイターがトイレ掃除にも使える理由

キッチンハイター使用時に注意すべきこと

トイレ掃除にキッチンハイターは使える?掃除方法を詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

キッチンハイターは家庭用洗剤の中でも臭いが強く、取り扱いに注意する必要があることでも知られています。ここではキッチンハイターを使用する時に注意すべきことを詳しく解説していきます。

使用時の注意点①他の洗剤と同時に使わない

ハイターを使ううえで最も重要なのは、「他の洗剤と同時に使わない」ことです。キッチンハイターは次亜塩素酸ナトリウムが主成分の塩素系漂白剤で、液性はアルカリ性です。そのため、酸性の洗剤を上からかけたり、同時に混ぜて使うと有毒ガスが発生したり、爆発する恐れもあるので注意が必要です。そのほか、アルコールやお酢なども同時に使うのは避けましょう。

使用時の注意点②肌や目に付かないように

トイレ掃除にキッチンハイターは使える?掃除方法を詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

キッチンハイターを使う時は手袋をして扱い、周囲に液が飛び散らないように注意しましょう。キッチンハイターが肌についたり、目の中に入ったりすると炎症を起こし、最悪の場合失明する場合もあります。

万が一皮膚についた場合はすぐに洗い流し、異常があれば皮膚科を受診してください。また、目に入った場合は15分以上洗い流し、早急に眼科を受診しましょう。

また、ハイターの使用中はお子様やペットが触れることがないように配慮することが大切です。使用後は、お子様の手の届かない場所に保管しておきましょう。

使用時の注意点③換気をしながら使う

劇物であり、刺激臭がするキッチンハイターをトイレ掃除で使用するときは、窓や扉を空けて換気をし、換気扇を回しながら掃除することが大切です。

換気が十分でない場所でキッチンハイターを使用すると、掃除の最中に気分が悪くなる可能性があるので注意が必要です。また、マスクをつけておくと安心です。万が一、体調が悪くなったり、目が痛くなったりした場合は、ハイターの使用をやめてうがいと洗眼を行いましょう。

使用時の注意点④色落ちの可能性

トイレ掃除にキッチンハイターは使える?掃除方法を詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

キッチンハイターは漂白剤であるため、付着した部分の色が落ちてしまうことがあります。掃除をする際、キッチンハイターが色物や金属などに触れると色落ちや変質を起こす恐れがあるので、注意して使うことが大切です。

便器が白色の場合はそれほど気にしなくて問題ありませんが、キッチンハイターをかける時に周囲に飛び跳ねないように注意しましょう。万が一付着して変色した場合、基本的に元に戻せないので注意が必要です。

キッチンハイターがトイレ掃除にも使える理由

トイレ掃除にキッチンハイターは使える?掃除方法を詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

キッチンハイターがトイレ掃除に使えるのには「消毒除菌・消臭・漂白」などキッチン掃除とトイレ掃除の共通点があるためです。ここからは、トイレ掃除にキッチンハイターが使える理由を詳しく解説していきます。

ハイターが使える理由①消毒除菌効果がある

キッチンハイターの主成分は次亜塩素酸ナトリウムです。この次亜塩素酸ナトリウムには、ウイルスやカビなどの細菌の細胞膜や細胞壁を破壊する効果が期待できます。

そのため、大腸菌やノロウイルス、黄色ブドウ球菌などを殺菌、消毒する作用やカビ除去効果などが期待できます。家族が病気になった場合に感染予防として取り入れるのもおすすめと言えるでしょう。

キッチンハイターが使える理由②漂白効果がある

トイレ掃除にキッチンハイターは使える?掃除方法を詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

キッチンハイターに含まれる塩素系の次亜塩素酸ナトリウムには漂白効果や殺菌効果があります。そのため、便器に付着した黄ばみや黒ずみ対策に適していると言えるでしょう。

次亜塩素酸ナトリウムにはカビを殺菌し、飛び散った尿による黄ばみを漂白する作用があるとされています。白い陶器であれば漂白剤を使用しても色落ちなどの問題がないため、便器やタンクの上にある手洗い器の頑固な汚れを除去するのに効果的です。色付きの便器の場合は、念のため使用を控えてください。

キッチンハイターが使える理由③消臭効果がある

消臭効果を持つキッチンハイターは、トイレの嫌な臭いの対策にも有効です。キッチンハイターが持つ酸化作用でトイレの嫌な臭いを分解してくれます。

そもそも、悪臭を発生させているのは雑菌です。キッチンハイターを掃除に使うことで雑菌が分解され、死滅することで嫌な臭いがしにくくなります。便器の汚れを落とすのはもちろん、トイレの臭いを根本的に消したいという場合におすすめと言えるでしょう。