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雨の日キャンプで注意したいこと【キャンプギア】
雨の日キャンプで注意したいこと【サイト】
雨の日キャンプで注意したいこと【キャンプギア】
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ここからは、雨の日のキャンプで気をつけるべきことを取り上げていきます。より快適に過ごすために、ぜひ以下のポイントをチェックしておきましょう。
雨の日キャンプの注意点①タープは必須
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タープは、雨のキャンプを快適に過ごすための必須アイテムです。テントや他のタープとうまく連結して大きな屋根を作り、人だけでなく荷物も雨から守る必要があります。
とはいえ、河川敷のサイトは増水することがあるので、天候が悪い日は川の近くにテントを張るのは避けましょう。
サイトが水浸しにならないためにも、雨が降りそうな日は、砂利の上など水はけの良い場所にテントを張ることをおすすめします。
また、雨が強い場合は、雨が弱まってからテントを設営してください。先に広いスペースで雨をしのげるようにしておくと、段取りがうまく運びます。
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テントの下にグランドシートを敷いたら、タープとつながるようにテントを設営すると、濡れずに行き来できるようになります。注意点としては、テントのキャノピーやタープがたるんでいると、その部分に雨水が溜まってしまうことです。
キャノピーやタープが大きければ大きいほど、雨水はたまりやすく、自重で倒れやすくなります。大切なのは、雨水がたまらず、流れ出るようにキャノピーやタープを設置することです。
キャンプ中に雨水が溜まっていることに気づいたら、雨水を流してあげてから設営方法を変えてみましょう。
雨の日キャンプの注意点②照明や寒さ対策
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秋冬のキャンプ場は、晴れていても暗くなるのが早く、雨が降ればさらに視界が悪くなるので、ライトを多めに用意しておくとよいでしょう。また、大雨が降ると焚き火ができなくなり、暖をとることが難しくなります。
ですから、暖を取るための準備をしておきましょう。雨の日は気温が低いだけでなく、濡れることでより体温が奪われます。特に標高の高いキャンプ場では、夏でも気温が下がりやすいので危険です。
雨の日キャンプで注意したいこと【サイト】
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また、雨の日のキャンプは危険で、重大な事故につながる可能性もあります。これらの危険を回避し、楽しい休日を過ごすために、以下に挙げる注意点を確認してください。
雨の日キャンプの注意点③河川が近いキャンプ場を避ける
雨の日のキャンプで特に気をつけたいのは、川の増水です。一見安全そうな場所でも、大量の水が流れ込むと鉄砲水が発生することがあります。そのため、雨の日は近くに川があるキャンプ場は避けましょう。
特に、川の水位より低い場所でのキャンプは大変危険です。川の水が堤防より高くなったり、堤防が決壊したりすると、大きな被害が出ることは必至です。
もちろん、中洲でのキャンプもダメです。お子さん連れのキャンプなら、なおさら水の事故には注意が必要です。
雨の日キャンプの注意点④水はけのよいところを選ぶ
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快適に過ごすためには、雨天時のキャンプ場選びが重要です。まず、地面の水はけがよいサイトを選びましょう。草地や砂利のサイトなら雨の日にぴったりです。
また、テントを貼る場所は周囲より低い位置に設置しないようにしましょう。これは、水が溜まりそうな場所を避けるためです。
キャンプ場にいろいろなサイトがある場合は、上記の2点をチェックして、水はけが悪そうなサイト、水が溜まりそうなサイトは変えてもらうとよいでしょう。雨の日はキャンセルする人が多いので、サイト変更も受け入れてもらえることが多いです。