せっかくのキャンプで雨が降って台無しになった、そんな経験をしたことのある方は多いのではないでしょうか。とはいえ、視点を変えてみることで雨でもキャンプを楽しむ方法はたくさんあります。しかも、雨だからこそのメリットもあることをご存知でしょうか。当記事では、雨天時でもキャンプを楽しむためのコツをお伝えします。ぜひ参考にしてください。

目次
雨の日キャンプの楽しみ方
雨の日キャンプの魅力

雨の日キャンプの楽しみ方

雨の日キャンプの楽しみ方&気をつけるポイントを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

雨が続くと、なかなかキャンプを楽しめないという方も多いのではないでしょうか。雨はキャンプに行くか行かないかの判断材料になりがちですが、行って雨に降られたら楽しんだもの勝ちです。

みんなが楽しみにしているキャンプの予定変更を少なくするために、雨キャンプの魅力を探ってみましょう。

雨キャンプの楽しみ方①ゲーム

雨の日キャンプの楽しみ方&気をつけるポイントを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

雨が降っても楽しめる遊びの代表格といえば、ボードゲームやカードゲームです。突然の雨に備えて、あえて荷物に忍ばせておくのも手です。ボードゲーム・カードゲームには、お子さんを含め、みんなで楽しめるものが数多くあります。

例えば、お子様におすすめのボードゲームの代表格は、3歳から小学生まで遊べる定番ゲーム「虹色のへび」です。

ルールはとてもシンプルで、好きなカードを裏向きでめくり、場にある同じ色のパーツとつなげます。ヘビの頭と尻尾がつながれば、そのヘビを手に入れることができます。

雨の日キャンプの楽しみ方&気をつけるポイントを徹底解説!
(画像=引用:子どもの本とおもちゃ、『工具男子』より引用)

商品名の通り、ヘビはカラフルで楽しいイラストとなっていますので、爬虫類が苦手な方でも楽しめるはずです。

山札がなくなったときに、一番多くのカードを持っている人が勝者です。運が大きく左右するゲームなので、小さなお子さんでも色が分かれば楽しめるでしょう。

雨キャンプの楽しみ方②釣り

雨の日キャンプの楽しみ方&気をつけるポイントを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

釣りは、雨の日に楽しむのに最適なアクティビティの一つです。雨の日の釣りは敬遠されがちですが、魚を釣ることが一番の目的なら、雨の日のほうがいいこともあります。

なんと言っても人がいなくて静かですし、雨の音や水の濁りで魚の警戒心も薄れるからです。また、雨の日は低気圧の日が多いので、魚は比較的浅いところを好んで回遊するため、晴れの日よりも釣り針の届く範囲に魚が集まりやすくなります。

とはいえ、雨の日の釣りでは、しっかりとレインコートを着て、風邪をひかないように気をつけましょう。

雨キャンプの楽しみ方③ラフティング

雨の日キャンプの楽しみ方&気をつけるポイントを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

ラフティングは濡れることが前提のアクティビティと言えるでしょう。ツアーは雨天でも実施されるのが普通です。

雨の日は水量が多いので、通常の晴れの日のラフティングボートもよりエキサイティングになります。

もちろん、安全第一なので、ガイドの指示をよく聞いて、決して無理はしないようにしましょう。なお、台風などで水量が急激に増えて危険な場合は、川の状況によって中止になることもあります。

雨キャンプの楽しみ方④焚き火

雨の日キャンプの楽しみ方&気をつけるポイントを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

雨天キャンプでも焚き火は可能です。ただし、タープを張ることが必須です。タープがあれば雨が降っても焚き火ができるのですが、「タープの素材」には注意が必要です。

焚き火の火花でタープに穴が開かないよう、難燃素材を使用した製品を選びましょう。ナイロンなどの難燃素材を使用したタープであれば、テントを保護するためのシートを使用することができます。

また、テントの出入りの際に濡れないように、タープがテントを覆うように設置することが大切です。

雨キャンプの楽しみ方⑤じっくり料理

雨の日キャンプの楽しみ方&気をつけるポイントを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

雨が降ると、テント・タープの下で過ごす時間が長くなります。そのため、普段はしないような手間のかかる料理に挑戦することができます。

ダッチオーブンでシチューを作ったり、新しいお米の炊き方に挑戦したりと、子供もワクワクするようなレシピを選んでみてください。火を起こすのも調理方法のひとつですが、雨の日はガスコンロで調理するのが手軽です。

雨の日キャンプの魅力

雨の日キャンプの楽しみ方&気をつけるポイントを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

雨キャンプだからこそ体験できる魅力をご紹介します。この魅力を知れば、あえて雨の日にキャンプに行くのもありかもしれません。ひとつひとつ見ていきましょう。

魅力①プライベートを楽しめる

雨の日キャンプの楽しみ方&気をつけるポイントを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

雨のキャンプは人が少ないので、他人の声など耳障りな音を雨の音でかき消してくれ、静かな空間でキャンプをすることができます。

また、子どもや大人数でキャンプをする場合、人がいると声の大きさや行動範囲が気になることが多くなります。

そんなときでも、雨が降って人が少なければ、ゆったりとキャンプを楽しめるというメリットもあります。

晴れの日のキャンプもいいですが、雨の日にしか味わえない静かでプライベートな空間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

魅力②雨対策の知見が増える

雨の日キャンプの楽しみ方&気をつけるポイントを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

晴れの日と違って、雨の日のキャンプ場は人がまばらです。そんな悪天候の日は、ベテランキャンパーたちの雨対策を見るチャンスかもしれません。

こんなタープの張り方もあるんだ、このキッチンスタイル、真似したいなど、貴重な学びの機会です。また、雨の日だからこそのピュアな発見があるかもしれません。

普通ならがっかりしてしまいがちな雨の日をまたとないチャンスと捉えて、いつもなら観察しないようなところに目を止めてみてはいかがでしょうか。

魅力③蚊がいない!

雨の日キャンプの楽しみ方&気をつけるポイントを徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

雨が降ると、蚊がぐっと増える気がしませんか?実は、雨上がりになると蚊が一気に活動的になると言われています。実際、蚊は雨に弱いので、軒下や葉っぱの陰で雨宿りをしているのだそうです。

小さな蚊にとって、雨粒は大敵です。また、蚊は風を嫌うので、風の強い日は飛ばされないように軒下や葉っぱの裏に避難しています。蚊除け対策に気を使う必要のないキャンプは最高です。