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大学中退は親不孝と言われる4つの原因
大学中退をただの親不孝で終わらせない5つのやるべきこと

大学中退は親不孝と言われる4つの原因

大学中退が親不孝と言われる4つの原因と5つの対策
(画像=『キャリアゲ』より 引用)

「大学中退=親不孝」のイメージは多くの人が抱いています。しかし、大学中退がなぜ親不孝と言われるのか、その原因については「なんとなく」しか分かっていないケースが多いです。

この章では、なぜ大学を中退することが親不孝につながると考えられているのか、その原因を4つの項目に分けてまとめています。

親が払ってくれた学費を無駄にしてしまう

親が学費を払ってくれているのに中退することでそれを無駄にしてしまうことが親不孝につながるという考え方です。

大学の学費は決して安くありません。そしてその学費を出してくれているのは多くの場合親であり、その額は以下の通り。

▼大学の学費・授業料の比較

入学料 1年あたりの授業料
国立大学 282,000円 535,800円
公立大学 393,618円 538,633円
私立大学 249,985円 904,148円

出典:文部科学省「国公私立大学の授業料等の推移」

仮に2年次まで通ってその後中退するにしても

  • 国立大学の場合…入学金282,000円+授業料535,800円×2年分=1,353,600円
  • 公立大学の場合…入学金393,618円+授業料538,633円×2年分=1,470,884円
  • 私立大学の場合…入学金249,985円+授業料904,148円×2年分=2,058,281円

これだけの学費がすでにかかっていることになります。一番授業料の安い国立大学でさえ1,353,600円ですから、無駄にしてしまうとなるとかなり親に悲しい思いをさせてしまうとも考えられます。

最終学歴が高卒になることで就職が難しくなる

大学中退は就職に大きく影響を及ぼします。

最終学歴は高卒になり、おまけに中退したとなると単なる高卒よりもイメージが悪くなってしまうこともあり得るのが現実です。

大学を卒業するのと中退するのとではその後の正社員雇用率にも大きな違いがあることが分かっています。

▼正社員雇用率の比較

大学・大学院卒 大学・大学院中退者
2012年正社員雇用率 57.8% 26.4%

出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 「大学等中退者の就労と意識に関する研究」『図表1-13 現在の有業・無業の状況』

このように、中退することにより就職活動が難航し、なかなか正社員として就職できなくなってしまうケースが多いため、親を心配させてしまうことになってしまうのです。これが親不孝と言われてしまう理由の一つです。

大卒の場合よりも年収が低くなる

大学を中退することで、その後社会人になってからの年収が減ってしまう可能性が高くなります。これもまた大学中退が親不孝と言われる原因です。

▼男女・学歴ごとでの年収の比較

男性(20~29歳) 女性(20~29歳)
大学・大学院卒者の年収 273.9万円 235.7万円
大学・大学院中退者の年収 183.9万円 151.8万円

出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構による「大学等中退者の就労と意識に関する研究」『所得、労働時間、時間あたり収入』

このデータからも分かるように、大卒と中退者では年収に大きな差が見られます。男性女性ともに80万円から90万円もの違いがありますね。

せっかくなら我が子にはきちんと大学を卒業し、稼ぎのいい仕事に就いて豊かな生活を送ってほしいと思うのが親心なのです。

奨学金の返済が始まってしまう

大学生の中には奨学金を受け取っている人も多くいます。中退すると奨学金の受け取りはストップし、返済がスタートします。

まだ安定した仕事に就けていない中から奨学金の返済が始まり、自分の力ではどうしようもできずに親を頼ってしまうケースも少なくありません。

奨学金の返済は、自分の子供が中退しただけでもその後の進路が心配でたまらない親たちに、さらに負担をかけてしまうことになりかねません。

大学中退をただの親不孝で終わらせない5つのやるべきこと

大学中退が親不孝と言われる4つの原因と5つの対策
(画像=『キャリアゲ』より 引用)

ここまでは大学中退がなぜ親不孝なのかについて詳しく解説しました。ですが、ここで終わりではありません。これから中退する人も、すでに中退している人も、今から親に何ができるかを考えましょう。

この章では、「大学中退をただの親不孝で終わらせないための5つのやるべきこと」を紹介します。少しでも親に心配をかけないよう、できることはしておくに限ります。

大学中退の理由を明確にして親を説得する

一つ目は中退する理由をきちんと親に伝えて理解を得ることです。

大学中退の理由を伝える際には、以下のポイントに沿って伝えることが重要となります。

  • 今後の予定(中退して何を始める予定なのか)
  • 中退しなければやりたいことが始められない理由
  • 今中退しなければならない理由

具体的に説明することで親の理解は得やすくなり、親の心配も解消されやすくなります。

しかし、上記のポイントに沿って大学中退の理由を考えるのも難しいことです。

今後の予定が決まっている大学中退者なら問題ないですが、今後の予定が決まっていない大学中退者の方が圧倒的に多いです。

そこでおすすめなのは、大学中退後にインターンシップの参加することを決めることです。

インターンシップとは

  • 給料をもらいながらお仕事体験できる
  • スキルと実績を積み上げる
  • 職歴としてアピールできる

ユーくん

だけど、どんなインターンシップがいいんだろう。。。

ダルマちゃん

ユーくんのように悩んでいる方も多いだろう。。

インターンは基本的に学生が行うものだから、大学中退した人が参加できるインターンはかなり少なくなってしまう。

しかし、大学中退者にこそおすすめできる間違いないインターンシップが「リバラボインターンシップ」というものだ。

リバラボインターンシップの特徴

  1. リバラボで働く
    高水準な給与と社宅完備等の福利厚生も充実
  2. スキルと実績を積み上げる
    スキルと実績を積む環境が整っている
  3. 高収入・高待遇な優良企業に就職
    平均年収490万円以上の企業に就職することが可能

ユーくん

親を説得するには十分なインターンシップだね…!

大学中退する前にある程度お金を貯めておく

大学中退では、これまでに親が支払ってくれた学費を無駄にしてしまうことになります。

中退後に金銭面で困ってしまうことで、親を頼ることになるようではそれこそ親不孝になってしまいます。

中退後に困らないようにある程度お金を貯めておくのが賢明です。中退後にはどのような点にお金がかかるのかというと

  • 生活費(一人暮らしの場合には仕送りなしに生活していくだけのお金)
  • 就職活動にかかる交通費などの費用

特に、大学に通うために一人暮らしをしていて毎月親から仕送りをもらっている場合、実家に帰るかそこにとどまるかの選択肢があります。

実家に帰ることにしても、毎月の生活費は親に支払うのがベストです。

払ってくれた学費を親に返す

大学中退により親が支払ってくれた学費を有効に使えなかったとなれば、それを償う方法はただ一つ、「学費を親に返す」ことです。

もちろん、学費は高額なため「じゃあこれ返すね!」と簡単に返せるケースはほぼあり得ません。そのため、段階を経て徐々に返せるようになることが大切です。

学費を親に返すまでのステップとしては

  • まずは就職先を探す
  • 就職し安定収入を得る
  • 毎月無理のない額を親に支払い返済する

という流れになるでしょう。

時間はかかっても学費を返すことであなた自身の気持ちも楽になり、罪悪感を感じることが少なくなっていくはずです。

借りた奨学金も自分で返す

大学で奨学金を受け取っていた場合には、中退後に返済がスタートします。

この際に親に迷惑をかけることがないよう、自力で奨学金を返すようにしましょう。

奨学金の返済は、最後に奨学金を受け取ってから7ヶ月後にスタートします。これまでに就職先が見つかっていればベストですが、現実にはそううまくいかないケースも多いため、その際には救済措置をうまく利用していきましょう。

以下の2つの制度は条件に当てはまれば適応できる救済制度となります。必ずしも収入が十分にないうちから返済をスタートする必要はありません。ここでは細かな条件に関しては割愛しますが、このような奨学金返済救済制度があることは知っておいてくださいね。

返還期限猶予制度とは

災害、傷病、経済困難、失業などの事情が生じた際に、一定期間返還を猶予し先送りにすることができる制度

減額返還制度とは

最長15年間、毎月の返還金額を2分の1、3分の1に減額できる制度

最後は自分の決めた進路を進む

最終的にはあなたが決めた「進むべき道」を突き進むことがベストです。

進むべき道を決めるためには何から始めれば良いのかというと、

  • 自分がやりたいことは何かを考える
  • やりたいことと結びつく職業は何かを考える
  • その職業に就くためには何の対策が必要かをリサーチする
  • 就職に向けて準備する(資格取得や採用試験対策)

これらを一つ一つ丁寧に行い、目指す職業に就くことができるように進んでいきましょう。

大学中退をバネにして成功した人たちはたくさんいますし、あなたがそのうちの一人になれる可能性だってもちろんあるのです。

その一歩として最適な近道となるのが、リバラボインターンシップです。

上記の1番~4番までを正しく行いたいと考えているのであれば、リバラボインターンシップのカウンセリングを受けるのが間違いないです。

リバラボインターンシップのカウンセリングを受けることで、あなたが進むべき道が必ず見えてきます。