目次
ワンポールテントの二又化と使い方例
自作二又パーツの作成方法
ワンポールテントの二又化と使い方例
1.タープをプラスしてワンポールテントをさらに広く使う
ワンポールテントの二又化は、幕内を広く使うのが目的ですが、さらに広い荷物の収納スペースを確保したいならSNSなどでよく見かけるタープとセットで使う方法がおすすめです。
テント内にも二又化によって荷物収納スペースができるのですが、タープを前室のように立てることにより、もっと多くの荷物やちょっとしたくつろぎスペースを作ることも可能です。
2.二又化でメッシュインナーを入れることも可能になる
こちらはワンポールテントを二又化させて広々としたテント内に、メッシュインナーを入れたソロキャンプ仕様の快適テントの画像です。夏の虫除けにもなりますし、メッシュにこだわらなければ冬の防寒にインナーを入れるのもおすすめです。
2枚画像があり2枚めには二又化された角度なども撮影されています。二又化のポールの向きや角度に困った時には、こちらの画像が参考になるでしょう。
自作二又パーツの作成方法
二又化パーツの自作に必要なもの
二又化パーツを自作するなら蝶板で作るやり方があります。後で作り方動画をご紹介いたしますが、そこで使われているのは102x89cmの左右対称旗蝶板という種類です。こちらを2つ準備しましょう。
そのほかには、羽子板ボルトと呼ばれる棒付きの平たい板が必要なります。こちらは、ビス止めできるような穴が空いてそのうえに金属の棒がついているもので、蝶板を固定するのとテントの上部に刺すために使用するものです。
蝶板2枚で自作する二又化パーツの作り方
材料はさきほどの蝶板2枚と羽子板ボルトだけですが、道具としてマイナスとプラスのドライバー・金槌・テーブルを傷つけないための傷がついてもよい叩く台(四角い安定性のある木片など)を準備しておいてください。蝶板に入っているバーを抜く作業が一番大変です。道具類は、主にこちらに使うものとなっています。
1.バーの抜き方のコツ 蝶板の丸い部分にはそれに合わせたバー(金属の棒)が入っています。まずは蝶板の丸い合わせの部分の隙間にマイナスドライバーを打ち込んで隙間を大きくします。この時、傷つき防止の安定性のある台とマイナスドライバーを使ってみてください。金槌でドライバーの頭を叩いて隙間を空けるのがやりやすくなるでしょう。
この他にはペンチなどで引き抜く、プラスドライバーを下から入れて蝶板を打つと上からバーが出てくるなどの抜き方があります。
2.蝶板の組み合わせ方
真ん中のバーを抜いてしまえば、あとは蝶板や羽子板ボルトにあらかじめ空いているビス穴を利用して組み合わせていくだけです。あまりきつく閉めすぎてしまうと、蝶板を開くことができず角度の調整ができなくなります。閉めすぎずゆるすぎずの蝶板が動く強さでビスを固定しましょう。
完成したら二又パーツと同様に、蝶板のバーを抜いた穴にポールの先端の尖った棒を差し込んで使います。