年々暑くなっているように感じられる日本の夏を乗り切るためにさまざまな新商品が登場しているが、今おすすめなのは「濡らして振ると冷えるタオル」だ。洗濯しても効果が変わらず、薬品も使用していないため、子どもにも安心して使える。原理やおすすめを紹介しよう。

「濡らして振ると冷えるタオル」はなぜ冷たくなる? おすすめ商品も紹介
(画像=濡らして振ると冷えるタオル(画像はイメージ)、『BCN+R』より引用)

「濡らして振ると冷えるタオル」はなぜ冷たくなる?メリットは?

 まずは「濡らして振ると冷えるタオル」がなぜ冷たくなるのか、そしてこの製品を使うメリットはどこにあるのか解説しよう。

「濡らして振ると冷えるタオル」はなぜ冷たくなる? おすすめ商品も紹介
(画像=ブルーミング中西のプレスリリースより、『BCN+R』より引用)

気化熱を利用してタオルを冷却

 濡らして振ると冷えるタオルは、一言でいえば水分が蒸発するときに熱を奪う現象である「気化熱」を利用している。水をよく吸い、かつ内部と表面で水分が循環しやすい繊維を使っており、効率よく水分を蒸発することで冷やしているのだ。

 水分が蒸発すれば冷えるので、冷たさを感じなくなっても再び濡らして振れば冷たくなるのも便利。水道さえあればいつでもどこでも何回でも冷たさを復活できる。さらに、繊維そのものの熱伝導率が高いのも特徴。熱伝導率が高いものに触れると冷たく感じるため、二重の効果で冷えを実感できる。