シーズンは夏から冬まで
宮城のタチウオ釣りのスタートは初夏。産卵で接岸する大型のタチウオ狙いからスタートします。年によっては不安定な釣果となることもありますが、ここ数年は安定して大型のタチウオが狙えています。
シーズン初期は大型の占める割合が高くて、夏~秋と産卵シーズンが移行するに伴って、サイズも落ちていきます。
そして、産卵シーズン終了で一時的に釣果が落ち込みますが、その後は徐々に回復し、秋以降まで楽しめます。
年によっては多い少ないはありますが、水温が下がらず、冬場でも暖かだった2020年1月には、その年の初釣りでタチウオを釣り上げたこともあります。
だたし、秋から冬のシーズンは初夏と比べてサイズは落ちます。

(画像=冬はちょっとサイズダウン(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)、『TSURINEWS』より引用)
宮城で人気はジギングとテンヤ
宮城のタチウオ釣りで人気なのはやはり、ジギングとタチウオテンヤ。どちらも面白いし、それぞれに難しさがあります。
マヅメ時など比較的タチウオの食いがいい時間帯は、手返しのいいジギングが有利。食いが浅い時間帯はテンヤで確実に獲っていくと数も伸ばせます。
タチウオの生息に適したエリアはボトムに砂泥が広がるエリア。仙台湾には大小の河川が流れ込んでおり、タチウオの生息に適したエリアは多いはずです。
今後、仙台湾内でもそうしたタチウオ釣りエリアが開拓されれば、ますます盛り上がると思います。
<堀籠賢志/TSURINEWSライター>
提供元・TSURINEWS
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