バイヤーが活躍している場・種類
一口に「バイヤー」といっても、どのような商品を取り扱っているかでバイヤーとしての性質が異なります。
以下では、バイヤーが活躍している場と、バイヤーの種類についてご紹介します。
仕入れバイヤー
小売業界やアパレル業界で働くバイヤーは「仕入れバイヤー」と呼ばれます。
衣服や雑貨などを仕入れるバイヤーは、特に「アパレルショップ」「通販サイトを運営する企業」などで働いています。
原料バイヤー
原油や石炭、レアアースなどの原料を仕入れるバイヤーは「原料バイヤー」と呼ばれます。
価格の変動が激しい商品を取り扱うので、交渉術が一層大切になります。原料バイヤーは原料を使用する企業で働いていることが多いです。
直接材バイヤー
製品を作る部品を購入する「直接材バイヤー」というバイヤーもいます。
直接材バイヤーは、車の「エンジン」「タイヤ」などの部品を対象に買い付けを行います。安定的な供給や、品質の保証が大切なので、なによりも誠実に人と関われる人が向いているといえるでしょう。
直接バイヤーは、車や飛行機などを生産する製造業などで働いています。直接材バイヤーは、製造業で働きながらバイヤーをしたいという人におすすめです。
間接材バイヤー
会社で必要不可欠な身の回りの商品を扱う「間接材バイヤー」もいます。
間接材バイヤーは、パソコン、机、コピー紙などの細々としたものから、工場の機械や電力などのスケールが大きいものなどの様々な商品を扱っています。
ひとつの商品の買い付けではなく、複数の商品の買い付けを行う必要があるので高い情報処理能力が必要となるでしょう。
バイヤーのやりがい
「やりがいのある仕事に付きたい」と思っている人は多いのではないでしょうか。
バイヤーは、自分の仕事に対する成果が数字になって現れるのでやりがいを感じやすい仕事です。
自分の選んだ商品がヒットしたり、流行を作り出したりしたとき「仕事が楽しい」と感じられるでしょう。
やりがいのある仕事を探している人は、流行の最先端で働けるバイヤーになってみてはいかがでしょうか。