船の直下で誘い本命55cm
誘いを見ていると、投げずに船の真下に落としてなるべくゆっくりと誘っているので、私も投げずに、船の真下へテンヤを滑り込ませる。
着底を取り誘いはふわふわと漂わせるように誘い上げ、ほんの少しサオ先にテンションを残しながらスローに落とし込んでいく。すると、ほぼ着底間際に押さえ込むような重さだけを感じ、反射的にアワセを入れる。ドラグが滑り瞬時にラインが飛び出していく。やりとりはドラグを出しながら、無理をせずゆっくり上げていく。55cmの良型だ。
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(画像=マダイ55cmをキャッチ(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)、『TSURINEWS』より 引用)
タングステンが活躍
その後も風は弱まる気配はない。テンヤを10号のタングステンに変更し、風に対して正面に向かってキャストする。横風よりは向かい風になるようにした方が圧倒的に底を取りやすい。ふわふわと誘い上げ、テンションフォールで弧を描くように落とし込んでいく。フォール中にサオ先を叩くようなアタリ。マダイとは少し違う重みのある引き。目測40cmのキジハタをキャッチ。
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(画像=目測40cmのキジハタ(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)、『TSURINEWS』より 引用)
割高だが、やはりタングステンは数個持っておくべきだろう。強風時や潮が飛んでいる時は必ず役に立つはずだ。