落ち込みから25cmアマゴ登場

いかにも魚のストックが多そうな落ち込みに到着。ダウンにキャストして、下にたたくようにアクションさせる。白泡の切れ目にさしかかったところ、ここしかないだろう、というポイントで一気にルアーがひったくられた。狙い通りの1匹は25cmの美しいアマゴだった。

渓流ルアー釣りで33cm頭にイワナ7尾 事前の航空写真確認が奏功?
(画像=この日唯一のアマゴ(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)、『TSURINEWS』より引用)

だがこの日はどうも調子が悪いのか、次を追加できぬまま昼となり所用の時間となった。

ここぞというポイントで33cmイワナゲット

川から上がり予定を済ませると午後3時。まだ不完全燃焼だったため、別の支流へ移動して再入渓した。グーグルマップを駆使し、ようやく良さそうなポイントを見つけて入ってみる。流れの押しが強い深めの瀬で、いかにも魚が着きそうだ。

大きな沈み石のさらに奥へキャストし、トゥイッチを入れながら石の周りを通過させると、流れの中でドン!とトルクのある重みがかかる。水中で魚体をうねらせながら必死に抵抗している魚に、思わず「デカい!」と叫ぶ。慎重にやり取りして寄せた魚は、丸々とした33cmのイワナだ。久しぶりの1匹、しかもこんな大物に大満足だ。

渓流ルアー釣りで33cm頭にイワナ7尾 事前の航空写真確認が奏功?
(画像=尺イワナキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)、『TSURINEWS』より引用)

その後同じポイントでまさかの5連チャン。全てイワナで22~23cmだった。ラインやスピード、トゥイッチを入れるタイミングを変えて狙っていくと、ことごとくハマってくれた。この連チャンを最後に午後5時に納竿とした。

<週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
宮川支流
問い合わせ:宮川漁協TEL=0577(32)7606

この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年6月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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