5月17日、岐阜県高山市の宮川支流の渓流ルアー釣行の様子をレポートしたい。午前の釣りは振るわなかったが、航空写真で目星をつけて入った午後のポイントでは、尺イワナを頭に5連チャンもあり楽しめたので、その模様をリポートする。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

宮川支流で渓流ルアー釣行

当日は曇りで、暑くもなく寒くもない絶好の釣り日和。午前5時に宮川水系支流の中流域の最初のポイントへと到着して、タックルの準備を整える。

渓流用ルアーロッド5ftにスピニングリール1500番、ナイロン3lbというタックルを用意した。最初にチョイスしたルアーはD‐コンタクトのクレージーヤマメ。視認性抜群で、通すラインが見やすそうだと購入したばかりのルアーを投入する。

夜が明け始め、ポイントへルアーを通してみるが全く反応がない。どんどんランガンして広く探っていくが、何かおかしい。魚の姿が一向に見えないのだ。ひと通り探り終えてチェイス0。

上流部で27cmイワナ顔見せ

思い切って上流域へ移動。実績のあるポイントへ入渓し、落ち込みの白泡へキャスト。ラインコントロールしながら、流れに乗せて魚が着きそうなポイントでヒラ打ちさせるようにトゥイッチを入れる。

バランスを崩したミノーを巻き始めた瞬間、魚影が走ってミノーにアタックしたのが見える。が、手元にゴツッという手応えだけ残して、魚は白泡へ帰ってしまった。ハリ掛かりした感じではなさそうだったので、まだ追ってくると信じて同じラインをトレースする。

渓流ルアー釣りで33cm頭にイワナ7尾 事前の航空写真確認が奏功?
(画像=1匹目のイワナ(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)、『TSURINEWS』より引用)

同じライン、同じ誘いで今度こそガッチリフッキング。27cmほどのイワナだ。最初の1匹はやはりホッとする。同じポイントでは続かなかったため、上流へ探りながら上っていく。