目次
ファッションデザイナーの年収の目安
ファッションデザイナーに向いている人の特徴・スキル

ファッションデザイナーの年収の目安

仕事として「ファッションデザイナー」を選ぶときに、気になるのが「将来性」の人も多いのではないでしょうか。

厚生労働省によると、ファッションデザイナーの年収は「478.6万円」です。国税庁によると日本人の平均年収は「461万円」とあるので、平均的な給料をもらえます。

また、有名なファッションデザイナーになると、書籍やパテント料などで収入を得ている人もいます。

参考:令和3年賃金構造基本統計調査

参考:国税庁「II 1年を通じて勤務した給与所得者」

ファッションデザイナーに向いている人の特徴・スキル

「自分はファッションデザイナーに向いているかな」「どのようなスキルがあればいいのかな」と不安になっている人もいるのではないでしょうか。

以下では、ファッションデザイナーに向いている人の特徴や必要となるスキルについてご紹介します。

1.ファッションに関心があり、勉強熱心な人

ファッションデザイナーに向いている人の特徴の1つ目は、ファッションに関心があり、勉強熱心な人です。

流行は常に移り変わり、一ヵ月前まで人気だった服が今月には売れなくなったということもあります。そのため、ファッションデザイナーは常にトレンドについて自ら進んで勉強をしなければなりません。

SNSで話題になっているデザインや、同業他社などの新作などをチェックする癖をつけておくことをおすすめします。

2.コミュニケーション能力がある人

ファッションデザイナーに向いている人の特徴の2つ目は、コミュニケーション能力がある人です。

ファッションデザイナーは一人でモクモク服を作っていると思う人もいるかも知れませんが、パタンナーや生地・製作工場など、大勢の人と関わりながら仕事を行います。

意図するものを作成するためには、周りの関係者と連携しながら進める必要があるため、コミュニケーション能力も求められます。

3.新しいものを作り出せる人

ファッションデザイナーに向いている人の特徴の3つ目は、新しいものを作り出せる人です。

ファッションデザイナーは、すでにあるアイテムを改善するというよりは、まだ見たことがないものを生み出せる人が求められています。

また、「頭の中でいろいろ考えがある」だけではなく、具体的に書き出し素材などを決め「作り出す」能力が重要です。

4.分析が得意な人

ファッションデザイナーに向いている人の特徴の4つ目は、分析が得意な人です。

すでにご紹介したように、ファッションデザイナーが市場について知っておくことは大切です。

ただ「このデザインの服が売れている」という情報を読み取ることにとどまらず、「有名ブランドの〇〇のデザインが流行り、それに類似しているこのデザインが売れている」と分析を行う必要があります。

トレンドになっているアイテムが、なぜトレンドになっているのかなどを検討できる人は、ファッションデザイナーとしても活躍できるといえるでしょう。