お金は「払うタイミング」で得られる信用が違う

私は付き合いのあるコンサルタントに対する「金払い」には意識的に気をつけています。金払いが悪いだけで信用を失ってしまいますし、やっぱりお金を払わないで受けたアドバイスは骨身に染みる事がないのです。ドカンと高額に投資をするからこそ、全身全霊でその投資額を回収するべく本気になれます。

つまり、お金は自分を上手に行動させるための、ガソリンのようなものと言えるのです。一時は出費によるダメージを被るわけですが、結局最後に回収してしまえばまったく問題はありません。これに気づいてからは、私は必要なモノがあれば値段を気にせずに買いまくるようにしています。特に対人関係の場合は、相手から支払いの催促を受ける前にサッサと支払ってしまいます。支払う速度で、相手からの得られる信用の度合いもまったく異なったものになるからです。

結局、お金を払える人が、一番得をするということなのです。

行動できないことで悩む人は多いですが、そんな人にこそ大事にお金を抱えていないで、サッサと払いましょうと言いたいです。支払い時の痛みがあるからこそ、精神的なコミットメントが生まれて、投資額を回収しようという意欲に繋がります。参考になれば幸いです。

黒坂 岳央
フルーツギフトショップ「水菓子 肥後庵」 代表

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文・黒坂 岳央/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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