おすすめの時期

<産卵の為に上陸した亀の足跡>
観光に訪れる、いくつかの良いシーズンをご紹介します。
- 12月~5月:ザトウクジラ ホエールウォッチング
- 5月中旬~6月中旬で半月(はんげつ)前後の小潮周りの頃:珊瑚の産卵
- 5月~8月:アオウミ亀の産卵
- 6月後半~7月中旬:油凪(波がなく、油を張ったような、鏡張りのような海面)
この他に、水温が温かい時期、晴れ間が続く時期、日差しがきつくない時期、人が少ない時期など、自分が求めるものに合わせて行く時期を計画するとよいでしょう。
※南島入島禁止制限 11月~2月初旬
※マッコウクジラは通年観察できますが、海がおだやかな夏シーズンにツアー開催されることが多いようです(5月~11月頃)

<南島の扇池。時期・人数の入場制限アリ>
あわせて、小笠原の食べ物の旬をご紹介します。
小笠原は土地面積が少なく、農家の方々がとても大事に作物を育てられています。どれも味が濃く甘味があります。その他、小笠原では亀を食べる習慣があります。アオウミ亀の刺身はクセがないので、一度試してみてください。

<島魚の刺身(左)とアオウミ亀の刺身(右)>
- 2月~4月:トマト
- 4月:アオウミ亀
- 3月下旬~7月:パッションフルーツ
- 8月~11月:島レモン

<甘味が多い小笠原産ミニトマト>
旅行時のアドバイス

<「行ってらっしゃーい」で見送ってくれる地元の船>
1.おがさわら丸(船)のチケットについて、ネット上は満席表示でも電話の場合、空いている時があります。諦めずに一度連絡をしてみましょう
2.島の人々の暮らしは、船の「入港(到着)・出港(出発)」をベースに動いています。そのため、観光客にとって営業外の時間が予想しづらいです。不安な場合は、ツアーや宿泊など旅行を計画する際に電話で直接伺うと良いでしょう。ネットでは分からないことやアドバイスをもらえることがあるので、よければ直接相談してみてください
3.人口約2,800人のコンパクトな町、小笠原諸島。そのうち約2,200人が住む父島にはスーパーが2軒しかありません(コンビニはナシ)。生活必需品は買えますが、選択肢はなく値段も若干割高です。6日に1度しか内地から物資が送られてこないので、必需品は事前に持ってきた方がよいかもしれません
4.小笠原の父島には、金融機関が「郵便局」と「七島信用組合」の2軒しかありません。クレジットカード不可な場合も度々あるので、使うお金はある程度、現金で持参することをおすすめします
5.移動について、島内では流しのタクシーは走っていません。送迎に関して、宿泊先が提供しているか確認してみましょう。移動手段は、バス、レンタカー、レンタバイク、レンタルサイクルがありますが、島内を一周する場合、道にアップダウンがあるので、体力に自信がない人は自転車では厳しいかもしれません
情報として、下記に村営バスの時刻表と路線図を載せておきます。(2022年3月時点での変更はありませんでした。)

<村営バス 時刻表>

<村営バス 路線図>
その他、小笠原村観光局の公式サイトには色々な情報が掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。