※この記事は2017年12月12日の記事を加筆・訂正しています。

日本有数の温泉街として有名な熱海。大型のホテルが軒を連ねる国道沿いや、民宿や遊技場が並ぶノスタルジックな裏通りなど、さまざまな情景を楽しむことができる。東京・神奈川エリアから車や電車で1〜2時間程度と、アクセス至便なものダイバーをひきつける理由。

目次
熱海「沈船」の見どころ
おすすめセルフダイビングコース
 ・1.沈船の先端に繋がっているロープで潜降
 ・2.船に向かって右手方向へ、形に沿って進み、角に当たったら左手に曲がる
 ・3.そのまま進むと船が崩れている部分にぶつかる
 ・4.船の後方部分に行くなら、面舵側がオススメ

熱海「沈船」の見どころ

東伊豆・熱海のセルフダイビングコースと見どころ-ボート乗船たった5分で色とりどりの海!国内最大級の沈船-
(画像=『オーシャナ』より引用)

水深20〜30mの場所に沈んだ、砂利運搬船「旭十六号」は、全長81mと国内最大級。船の真ん中部分で折れていて、前方部分と後方部分に分かれている。都心からこんな近くで、しかもボートに乗り、たった5分という場所で沈船が楽しめる。

この沈潜の見どころとして特に際立っているのは、ソフトコーラルの多さと魚影の濃さ。水深20m前後という浅さで乱舞するサクラダイの群れは、数も多くなかなか貴重なシーン。ほかにもキンギョハナダイやネンブツダイ、イサキなど群れがいて、ソフトコーラルをバックに、カラフルで賑やかな光景が楽しめる。

おすすめセルフダイビングコース

潜降ロープを降りたらそこは沈船! カラフルな世界を楽しもう♪

東伊豆・熱海のセルフダイビングコースと見どころ-ボート乗船たった5分で色とりどりの海!国内最大級の沈船-
(画像=『オーシャナ』より引用)

1.沈船の先端に繋がっているロープで潜降

東伊豆・熱海のセルフダイビングコースと見どころ-ボート乗船たった5分で色とりどりの海!国内最大級の沈船-
(画像=『オーシャナ』より引用)

ボートに乗り、5分ほどでポイントに到着。ブイから伸びている潜降ロープは、沈船の先端に繋がっているので迷わずに行くことができる。

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東伊豆・熱海のセルフダイビングコースと見どころ-ボート乗船たった5分で色とりどりの海!国内最大級の沈船-
(画像=甲板にはロープなどの人工物がまだ残っている、『オーシャナ』より引用)
東伊豆・熱海のセルフダイビングコースと見どころ-ボート乗船たった5分で色とりどりの海!国内最大級の沈船-
(画像=船の下部側面にはソフトコーラルが繁茂している、『オーシャナ』より引用)

2.船に向かって右手方向へ、形に沿って進み、角に当たったら左手に曲がる

東伊豆・熱海のセルフダイビングコースと見どころ-ボート乗船たった5分で色とりどりの海!国内最大級の沈船-
(画像=『オーシャナ』より引用)

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東伊豆・熱海のセルフダイビングコースと見どころ-ボート乗船たった5分で色とりどりの海!国内最大級の沈船-
(画像=いたるところにサクラダイが数多く、しかも水深20m前後と比較的浅いところにいるので、ワイドでもマクロでもじっくり狙うことができる、『オーシャナ』より引用)
東伊豆・熱海のセルフダイビングコースと見どころ-ボート乗船たった5分で色とりどりの海!国内最大級の沈船-
(画像=特に、秋になると産卵の時期になるので、生態観察も楽しめる、『オーシャナ』より引用)

3.そのまま進むと船が崩れている部分にぶつかる

東伊豆・熱海のセルフダイビングコースと見どころ-ボート乗船たった5分で色とりどりの海!国内最大級の沈船-
(画像=『オーシャナ』より引用)

ここは以前の台風で倒壊してしまい、船の形ではなくなっている。

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(画像=ネンブツダイが多く群れている。サクラダイと絡めたシーンを撮ることも可能、『オーシャナ』より引用)

4.船の後方部分に行くなら、面舵側がオススメ

東伊豆・熱海のセルフダイビングコースと見どころ-ボート乗船たった5分で色とりどりの海!国内最大級の沈船-
(画像=『オーシャナ』より引用)

船が2つに折れているので、後方部分に行こうとすると、唯一船沿いに進めない場所。離れている距離は最短で約12m、面舵側が一番短い距離となるので、後方部分に行くのであればここから行こう。ただ、透明度が悪くて自信がないときや、残圧が少ない時は、無理せず前方部分だけで楽しむなど、バディ同士での判断を。