今週はキス釣り!6月序盤、ちょい投げの白ギス釣行レポートです。ルアーロッドにちょい投げセットをつけて、ジャリメでキスを狙います。どんな風に釣りを進めるのか、ちょい投げなりの戦略的な部分を紹介しているので、釣果アップを目指している方はぜひ参考にしてみてください!
目次
ちょい投げシーズンの開幕戦を実釣レポート!
小型青物交じりのスタート!
ちょい投げシーズンの開幕戦を実釣レポート!
梅雨の気配でキスが接岸!
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連載第114回!今週は梅雨の気配でシーズン本格化間近のちょい投げキス釣りです。
イカにアジにカヤックに、やりたい釣りはあるものの天気の悪い日が続いて腰が重くなっていましたが、キスのちょい投げなら数時間の凪でもちょっと遊びに行こうかなという気になって出撃!結果は雨で早上がりという内容になりましたが、久しぶりにキスのブルブルとした引きが楽しめました。
ルアーロッドで遊べる釣りなので、朝マズメの本命終わりやちょっとした隙間の時間におすすめ!釣りのデビュー戦にも適しています!
小型青物交じりのスタート!
河口の砂利をゴリゴリ感じながらリトリーブ
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まずは釣り場に入って状況をチェック。河川がサーフエリアへ流れ込むポイントからスタートすることにしました。河口ではありますが河川の規模が小さく釣りをするのはほぼ海という感じで、河口は変化になるアクセント程度といったポイントです。
久しぶりにハリにジャリメをつけて、まずは底質や地形変化を探すところから始めます。海底は砂利で手元に伝わる感覚はゴリゴリ、ときどき軽く根掛かりしますが、リールを巻く手を止めてなんどかゆすれば外れてきます。
遠投しても浅いし根掛かりしそう、右に投げると浅くて砂、左に投げると抜けてくる砂利、こんな感じでイメージを作るところから始めるのがポイントです!
仕掛けは「ライトショット 投げキスセット」
ハヤブサ ライトショット 投げキスセット 立つ天秤
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今回のちょい投げで使った仕掛けはハヤブサの「投げキスセット 立つ天秤 瞬速2本鈎」。ルアーロッドでも扱いやすい長さの仕掛けと誘い効果の高い立つテンビンがセットになったアイテムです。サーフロッドを使ったのでオモリは7号(約27g)、ハリは中間的なサイズの8号を選択しています。
立つテンビンは自分のお気に入りのちょい投げオモリで、ルアーゲーム的に底を感じながらときどき止めるという戦略に合っているように感じます。セット仕掛けなら準備は簡単!釣具屋さんでエサを買うついでにゲットしましょう!
ファーストヒットは砂利ゾーン
砂利ゾーンをゴリゴリ巻いているとティップが入るゴン!としたアタリ。砂利のゴリゴリ感とは違って引き込むような感覚がありました。手を止めて食い込み、あわよくば2匹掛けを狙います。
何度かゴンゴンとアタって引き込んだところでアワセを入れて回収、キスだったら大きいぞという引きを感じながら寄せると白ギスと小型青物の連掛けでした。青物がボトムでジャリメを食べるのはなんだか変な感じがしますが、小さい内はエサはなんでもいいんでしょうか。
とりあえず本命をゲット!反応があるコースやボトムの感覚、巻きのスピードも把握しました!
軽くアワセるとフッキングがいい!
キスは結構引き込む魚で、オモリが5号ぐらいあればアワセなくても勝手にハリに掛かります。向こうアワセでOKの釣り。パックロッドでアタリが分かりにくいという場合はこのスタイルでも問題ありません。
ですが、感度が高いルアーロッドを使って遊ぶ場合は、引き込みに合わせて軽くアワセを入れるのがおすすめ!こうするとハリを飲まれる頻度が大きく低下します。ボトムの質や変化をとらえる感度といいフッキング、ルアーロッドの強みを引き出しながら手返しよく釣っていきましょう!