向かい風にフルキャスト

ジェットテンビンを20号にアップして投げると濁りのゾーンを超えた。ゆっくりサビいてくると、キュンとアタリが出たような感触の後に重くなった。

またゴミかなと思いながら回収すると、上バリはゴミで、下バリにはベビーサイズのキスが付いていた。小さくてもキスがいることが分かってひと安心だ。

リリースしてから次もフルキャスト。今度はトトトーンと明確なアタリだ。追い食いを期待したが反応なし。巻き上げると15cm1匹だけ。サイズアップに成功して気分がいい。

投げキス釣りで17.5cm頭に16匹 タフコンディションでも好釣【三重】
(画像=町屋浦の釣り風景(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)、『TSURINEWS』より引用)

最終釣果

アタリが出ないと少しずつ投点を変えていく。風でアタリが分かりにくいが、キス特有のプルルーンの感触が伝わり、1匹ずつ確実にゲットしていく。ゴミや海藻が増えても立ち位置を変えて投げるとアタリは復活したが、多点掛けはなくシングルヒットばかりだった。

その後も向かい風に負けず、少しずつ立ち位置や投点を変えながらポツリポツリと粘釣。

午後2時になったところでサオを納めた。キスを数えると14~17.5cm16匹。数も型も少ないが、タフコンディションのなかでよく頑張ったと自分なりに満足。

投げキス釣りで17.5cm頭に16匹 タフコンディションでも好釣【三重】
(画像=釣果はキス14~17.5cmを16匹(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)、『TSURINEWS』より引用)

夕食はキスの塩焼きでビールをグイグイ。うま~い。梅雨明け後に期待だ。

投げキス釣りで17.5cm頭に16匹 タフコンディションでも好釣【三重】
(画像=夕食はキスの塩焼きに舌鼓(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)、『TSURINEWS』より引用)

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
町屋海岸

この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年7月30日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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