取り扱いキャリアも拡大へ
こうした取り組みが功を奏し、取り扱いキャリアも拡大しました。Reno5 Aのときには、大手キャリアはワイモバイルと楽天モバイルの2社だけでしたが、Reno7 Aでは、この2社に加え、冒頭で述べたようにauとUQ mobileが販売をおこないます。
日本では、キャリアを通じた販売の比率が圧倒的に高く、auやUQ mobileはシェアも大きいため、右肩上がりの成長は継続できる可能性が高そうです。Reno Aシリーズの中で、最高の売れ行きになることは間違いないでしょう。

ところで「OPPO Find X5 Pro」はどうなった?
一方で、21年に投入していた「OPPO Find X3 Pro」の後継機にあたる「OPPO Find X5 Pro」は、発売のアナウンスがありません。
Findシリーズは、OPPOのフラッグシップモデルで、カメラやディスプレイなどに先進的な技術を盛り込んでいるのが特徴。Find X5 Proには、画像処理を行う「MariSilicon X」という独自開発のチップを搭載しており、真っ暗な場所でも、クッキリとした写真や動画を撮ることが可能。
メインカメラだけでなく、超広角カメラまで5000万画素と高画素なのも、同モデルの売りです。

すでにグローバルでは発売されているFind X5 Proですが、日本での発売がアナウンスされていないのは少々残念。
端末購入補助の制限がかかり、価格帯が高いハイエンドモデルの売れ行きは全体的に芳しくないだけに、販売台数を考え、日本での発売を躊躇している可能性があります。OPPOの技術力を示せる端末なだけに、今後の展開にも期待したいところです。
(文・石野純也)
提供元・TECHABLE
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