OPPOブランドのスマートフォンを日本で展開するオウガ・ジャパンは、6月23日に新モデルの「OPPO Reno7 A」を発売します。

価格は4万4800円のミドルレンジモデル。日本仕様と言われるおサイフケータイや防水・防塵に対応した、コストパフォーマンスの高い1台です。

Reno7 Aは、OPPO自身がSIMフリーモデルとして家電量販店などで販売するほか、au、UQ mobileやワイモバイル、楽天モバイルやMVNO各社が取り扱いを表明しており、期待の高さがうかがえます。

OPPOの新スマホ「Reno7 A」を徹底解説! とことん“日本向け”の端末に
(画像=OPPOは、Reno7 Aを6月23日に発売する。価格は4万4800円、『TECHABLE』より引用)

「右肩上がりに伸びてきた」Reno Aシリーズ

型番に「A」のつくReno Aシリーズは、グローバルメーカーのOPPOがあえて日本市場のために開発した専用モデル。グローバルで販売されている端末にはない、おサイフケータイや防水・防塵といった仕様を取り入れつつ、ゼロから日本向けに設計している端末です。

初代モデルの「Reno A」を発売した際には、タレントの指原莉乃さんをテレビCMなどの広告に起用し、大きな話題を集めました。Reno Aシリーズは、その後、「Reno3 A」「Reno5 A」と続き、6月23日に発売するReno7 Aで4世代目になります。

日本に特化したコストパフォーマンスの高い端末という点が受け、オープンマーケット市場で好評を博したReno Aシリーズは、販売も順調に拡大。販売台数は「右肩上がりに伸びてきた」(オウガ・ジャパン 専務取締役 河野謙三氏)といい、累計出荷台数は130万台を突破しています。

OPPOの新スマホ「Reno7 A」を徹底解説! とことん“日本向け”の端末に
(画像=日本向けにフルカスタマイズを加えたReno Aが好評を博し、その後は毎年Reno Aシリーズの後継機を投入している、『TECHABLE』より引用)
OPPOの新スマホ「Reno7 A」を徹底解説! とことん“日本向け”の端末に
(画像=シリーズの累計出荷台数は130万台を突破した、『TECHABLE』より引用)

機能からデザインまで日本向けの「Reno7 A」

Reno7 Aでは、日本向けという路線をさらに強化すべく、ユーザーのリサーチを徹底的におこなったといいます。日本のデザイン会社を入れ、日本市場にフィットするカラーや素材、形状などを模索してきました。

「OPPO Glow」と名付けた、独特の背面加工はその1つ。キラキラとした光沢感があるボディですが、手触りはマットで指紋がつきにくいのが特徴で、確かにグローバルで販売されているミドルレンジモデルとはたたずまいが少々異なっています。

OPPOの新スマホ「Reno7 A」を徹底解説! とことん“日本向け”の端末に
(画像=ラメのような光沢感ある仕上げと、マットな手触りを両立させた背面デザインが特徴。日本市場の意見を反映させたという、『TECHABLE』より引用)

これまでは背面に搭載していた指紋センサーを画面内部に移動させたことで、背面がフラットになり、よりデザインとして完成度が高まった印象。画面内指紋センサーを実現するため、ディスプレイも液晶から有機ELになり、映像のコントラストが上がり、発色もよくなりました。

薄型化や軽量化にも、日本でのリサーチが生きています。

Reno7 Aは、厚さが7.6mm、重量が175gと薄くて軽く、手にフィットしやすいモデルに仕上がっています。おサイフケータイや防水・防塵といったわかりやすい機能だけでなく、デザインや手触りまで日本のユーザーの感性に合うように開発されたのがReno7 Aというわけです。

その意味では、ローカライズを一段推し進めた端末と言えるかもしれません。

OPPOの新スマホ「Reno7 A」を徹底解説! とことん“日本向け”の端末に
(画像=本体も7.6mmと薄く仕上げ、手にフィットする、『TECHABLE』より引用)

また、スマホの機能の成熟化に伴い、ユーザーが1台のスマホを利用する期間は、年々長くなっています。

こうした利用動向に対応するため、OPPOではシステムのゴミを圧縮して、36カ月間使ってもサクサク感が保てるよう、ソフトウエアに改良を施しています。ユーザーサポートも強化しており、1台のスマホを長く利用するユーザーを取り込んでいく構えです。

OPPOの新スマホ「Reno7 A」を徹底解説! とことん“日本向け”の端末に
(画像=システムファイルの無駄なデータをAIで圧縮し、高速なレスポンスが36カ月続くという、『TECHABLE』より引用)