こんにちは!黒坂岳央(くろさかたけを)です。
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エアトリが行った、「お金をかけて良かったもの・後悔したもの」という調査結果が、おもしろいと感じます。共感できるもの、できないものがありましたが、「後悔したもの」についてはハッキリと共感できると思ってしまいました。

「お金をかけてよかった・後悔したランク」に共感
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

ランキングの内容は?

具体的なランキングの内容は次の通りです。

「お金をかけてよかった・後悔したランク」に共感
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)
「お金をかけてよかった・後悔したランク」に共感
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

画像引用元:株式会社エアトリ「“お金をかけて良かったと思うもの”1位は「食費」、2位は「旅行」、3位が「靴」という結果に。女性は「美容」が45%で1位!一方で“お金をかけ過ぎで後悔したことがあるもの”は「飲み代」が最多回答」

男女間に差が見られる点もありましたが、概ね共通しています。後悔したものは、

1位 飲み会代
2位 食費
3位 スーツ

となっており、逆に良かったものは、

1位 食費
2位 旅行
3位 靴

という順位となっています。

「お金をかけて後悔した…」がよく分かる

飲み代がお金をかけて後悔したものの最多となっています。私はサラリーマン時代から早々に、「飲み代はムダだ」と感じていたのでなるべく出ないようにしていました。もちろん、「参加して楽しかったな」と思えるものもゼロではありませんでしたが、その後もずっと役に立つような話を聞けたり、教訓を得られた記憶はありません。

昔から、「飲もう!」と誘い合う人達を見て「飲み会っていうのはそんなにも楽しいものなのか?楽しめない自分は、どこかおかしいのでは?」と心配していました。が、他の人も「お金をかけて後悔した」と言っているあたり、私と遠くない感覚を持っていたと言えるのかもしれません。

そして「スーツ」が気になりました。男性のビジネスマンにとって、「スーツは戦闘服だ!」とこだわりを持ち、月収の何分の1が適正価格か?みたいな主張も見ることがあります。でも、私は昔からスーツにはまったくこだわりがありませんでした。仕事をするためだけに着るものにお金をかけるのはもったいない、と思っていたからです。

ですので、30歳を超えてもスーツは安いものばかりを着ていました。「少しはこだわったほうがいいよ」などと言われたこともありましたが、私はスーツにお金をかけない代わりに自己投資をしていました。書籍を買ったり、土日にビジネススクールに通ったり…。

スキルや知識は、会社やライフスタイルが変わっても活用できます。でもスーツは体型が合わなくなることもあり、トレンドも変わりますので「消費」としての投資になるのです。

私は今や、完全にスーツを手放してしまいました。ビジネス講演もスーツではなく、あくまでカジュアルスタイル。結婚式の時はレンタルで済ませています。スーツにかける分のお金を、カジュアルコーデに投資しています。