こんにちは!黒坂岳央(くろさかたけを)です。
私は日々、ブログやメディア会社への寄稿やTwitterで情報発信をしています。その時に気をつけているのは、「物事を主張する時には、ズバリ断定口調で言い切る」ということです。
時々、「AとBはこういう面もああいう面もある。結論としてどちらでもいい」みたいなあやふやな主張を見かけますが、それでは支持を得ることは出来ません。まあ気持ちは分かります。敵を作らず、批判を避けるには断定口調は少々リスクが伴います。
しかし、私はそれでもいかなる情報発信も、出来るだけ断定した方が良いと思っています。なぜならそれにより、見る人は救われると考えるからです。
あらゆるものは賛成派と反対派の意見が存在する
世の中のすべてのものは、賛成派と反対派の意見に分かれます。支持率100%なんてありえません。あるとすれば、それは作られた数字だけです。どんなにいいものでも、「これいいね」という人がいる一方で、「よくない」と感じる人が必ずいます。
どんなビジネスでも支持されるもの、そうでないものに分かれますから、すべての人を満足させる商品、サービスはこの世に存在することはありません。私もメディアに記事を寄稿したり、自分のブログで書いていますが、YahooニュースのコメントやSNSを見ると完全にYesとNoに分かれています。最初は出来るだけYesを取りたくて、万人受けする事を意識していました。批判は来なかったのですが、同時に反響もありませんでした。今ではハッキリと言い切るようにしています。
反対意見と賛成意見の事を意識しても、いいものは生まれません。中途半端なものには需要はないのです。やるからには、ぶっちぎって振り切るくらいの勢いでやることです。
ネットでの意見はとにかくハッキリ断定することが重要
科学や研究の世界では、物事は言い切りません。「~という可能性がある」とか「~という傾向が見られる」という言い方に留めるのが普通です。
しかし、ネットでの発信はとにかく言い切ることが重要です。もちろん、厳密に言えばこの世の中の意見は100%はありませんから、本来は科学の世界のように「~という傾向がある」という言い方の方が正しいのでしょう。でも、それでは誰も見向きもしません。中立的な姿勢を取っていても、誰の関心も得ることは出来ないのです。
「AかBか?自分は絶対にAを支持する。なぜならこういう理由に基づく考えをしているからだ」という具合で言い切ることが重要です。日韓関係や、男女平等の問題など必ず賛成派と多数派に分かれますが、こうしたセンシティブな問題であっても「自分は絶対にこう思う!」と強く、ズバリ言い切ることです。言い切ることで、反対意見を持った人から批判を受けることがあります。つまり、これにより意図的に敵を作ってしまうわけです。
はたして敵を作ってでも、物事をハッキリ言い切る必要はなぜあるのでしょうか?その答えはYESです。なぜなら「断定口調は賛成派の人を守るため」だからです。