マメなタナ取りが奏功
筆者はマメなタナ取りと潮流によって臨機応変にタナの位置を変えたことが功を成したと思う。
エサに関しては今回釣れた3匹すべてが別の種類のエサにヒットしたが、たまたま魚がいるポイントに入っただけの可能性もあり因果関係は不明。しかし複数のエサを用意するに越したことは無さそうだ。
船長の的確なアドバイス
船長のアドバイスを忠実に守ったのが妻の釣果へ繋がった。
船長は終日ユーモアを交えながらも「そんな遠くじゃなく手前で(糸)フケをとる(底立ちの取り方)」「来年になっても釣れないよ(タナがあっていない)」「全然ダメ」など彼女へダメ出しも連発していたが、それが彼女にとって大オニを釣り上げた以上にとても楽しい思い出になったようだ。
実家に戻り「激楽しかった。オニカサゴ最高。『城』最高!」と雄叫びを上げていた。筆者も同感。
アットホームな船宿と沼津の海に感謝。次回の釣行では筆者も40cm以上のオニカサゴを最低1匹は釣り上げたい。
アフターフィッシングで刺身を堪能
釣った魚は、今回もマックスバリュ沼津南店内にある「山正鮮魚部」へ持ち込んで、刺身などにして貰った。釣りで疲れた後にこのようなお店があるのは本当に助かる。
当日は身と肝を刺身にして、胃は湯がいてポン酢で味わった。
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(画像=刺身を堪能(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)、『TSURINEWS』より引用)
後日、塩焼き、あら汁、あら煮などにもしたが全てが極上の美味さで酒がすすんだ。
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(画像=胃は湯がいてポン酢で(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)、『TSURINEWS』より引用)
<藤倉聡/TSURINEWSライター>
提供元・TSURINEWS
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