妻が42.5cm大オニをゲット

この状況だと初挑戦の妻には難しいかなと思って見てみると、彼女が電動リールを巻いている。どうやら船の反対側の方とお祭りをしているようだ。相手方に糸を緩めてもらいリールを巻き続けると、なんと海面に大きな魚体の本命が現れた。

タモで取り込んで貰って無事にゲット。船長は「大オニだ!」と言って大興奮。魚は彼女の仕掛けに掛かっており計測すると42.5cm。

夫婦オニカサゴ釣行で42cm大オニ手中 船長の「鬼」アドバイスが奏功?
(画像=大オニ浮上(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)、『TSURINEWS』より引用)

これぞ!ビギナーズラック。筆者は驚きながらも今からおよそ10年前、自分も同宿からオニカサゴ釣りをデビューした時に40cmの本命を釣り上げたのを思い出す。

船上は大盛り上がりで妻は魚を持って操舵室の前に案内されて記念写真を写してもらい、すごく嬉しそうだ。

筆者は自作の仕掛けで大オニが釣れ上がったことと、オニカサゴの刺身で冷酒が飲めると思うと最高の気分になった。

本命追加でサイズアップも

ポイント移動を告げられると今度のポイントは先程と違い潮は緩やかなのでタナを1mとした。すると釣れたのは23cmの本命。こちらは上針に付けたサケの皮に食いついてきた。

夫婦オニカサゴ釣行で42cm大オニ手中 船長の「鬼」アドバイスが奏功?
(画像=本命確保(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)、『TSURINEWS』より引用)

妻の様子を見に行った後に席に戻ろうとすると、タナ1mにして置き竿にしておいた竿にアタリがあるのを発見。今回も聞き合せを大きく入れて電動リールを中速で巻くと先程の2匹よりも大きい32cmの本命をゲット。エサは前述した持ち込みのサバの切身。

10時に沖上がり

10時に沖上がり。帰りも港まで15分であっという間に帰港。この時間に港に戻れると一日が長く使えて得した気分になって嬉しい。

当日の釣果は筆者がオニカサゴ3匹(23~32cm)に、妻がオニカサゴ1匹(42.5cm)だった