人付き合いに悩んだ時、そもそも人間が嫌いだと考えたことはありませんか?「人間嫌い」だと自覚していても、すぐに克服するのは非常に難しいです。また、自分の身近にいる人が人間嫌いなのでは?と感じたことがある方もいることでしょう。そこで今回は人間嫌いの原因と特徴、克服方法を解説していきます。人間嫌いな方でも働きやすい仕事もご紹介しますので、併せてチェックしてみてください。
目次
人間嫌いなのは悪いこと?
人間嫌いな人に共通する5つの特徴
人間嫌いなのは悪いこと?

自分が「人間嫌い」という自覚を持っている方は、改善する努力をすべきなのか悩んでしまうかもしれません。まずはじめに、そもそも人間嫌いとはどういう意味を持つのか、生きていくうえで支障が 出るのかどうか見ていきましょう。
人間嫌いってどういう意味?
人間嫌いとは、「人との関わり合いを嫌う人」「人と関わりあうのを嫌う性格の人」のことです。あくまで他人とコミュニケーションを取るのを嫌ったり、苦手意識を抱いている人を指し、一人で行動することが平気な人は該当しません。
人間嫌いは悪いことではないがデメリットが多い
人間嫌いな性格はあくまでも「個性」であり、悪いことではありません。しかし、人間嫌いな性格だと、人と一緒にいることを苦痛に感じたり、ちょっとした世間話や仕事で必要な話さえもしたくないと考えていることが多いです。
社会生活を送るうえで人と接することは避けられない場合が多いですが、人間嫌いな性格だと円滑なコミュニケーションが取れないことが多くなります。そのほか、以下のようなデメリットが起こりやすくなります。
【人間嫌いが引き起こすデメリット】
- 人と一緒にいると疲れてしまう
- 飲み会や同窓会などの集まりが苦手
- 悩み事があっても人に相談できない
- 他の人の意見が聞けないので視野がせまくなりがち
- 大人数でいるときに孤立しがち
人間嫌いという性格を持った人が悪い訳ではありませんが、このように思わぬところでデメリットを感じやすくなります。
人間嫌いな人に共通する5つの特徴

自分自身や身近な人が人間嫌いなのではないかと感じている場合、人間嫌いな人が具体的にどのような特徴を持っているのか気になることでしょう。ここでは、人間嫌いな人に共通する特徴を解説していきます。
特徴①集団行動が苦手で1人を好む
人間嫌いな人は、集団行動が苦手であることが多いです。大人数で行動をする時は、人とコミュニケーションを取る必要があるため、人間嫌いの人にとってはストレスになります。しかし、学生であれば遠足や修学旅行をはじめとする学校行事、社会人は研修や社員旅行、歓送迎会など多くの場面で集団行動をする機会が訪れます。
人間嫌いの人は、いざ集団行動をしても進んで輪の中に入ろうとしないので、孤立が深まってしまうことにつながるのです。そういったことが続くと、1人でいる方が楽だと感じてしまい、結果的に1人でいることを好むようになると考えられます。
特徴②自分に自信が持てない

自分に自信が持てなくて人との関わりを遠ざける人もいます。外見や内面に何らかのコンプレックスがあって自分に自信を持てないでいると、他人に嫌われるイメージだけが膨らんで人と関わることをやめてしまうのです。
たとえ相手が何とも思っていなくても、「自分とは仲良くなってくれないだろう」「そっけなくされたらどうしよう」というようにネガティブな考えばかりが頭に浮かんでしまいます。この苦手意識が結果的に人間嫌いにつながると考えられます。
特徴③他人に興味がない
人間嫌いな人は他人に興味がなく、「人は人、自分は自分」という割り切って生きていることが多いです。また、人の話を聞いたとしても、相手に興味がないので頭に入っていないことが多いのも特徴です。
言い換えれば「人に依存していない」「自分のことで精一杯」とも言えますが、そもそも他人に興味がないため、他人の話を聞く時間がもったいないと感じてしまうのです。
人と関わることがなければ一人でいることが多くなり、たとえ新しい環境になっても 同じことを繰り返してしまいがちです。
特徴④悩みごとがあっても自己完結する

人間嫌いの人は、悩みを人に打ち明けたり、相談することがありません。他人に自分の弱さを見せると相手にどう思われるかが気になり、ネガティブな深読みをしてしまうのです。
また、基本的に人のことを信用していないので、自分が抱えている悩みを打ち明けると弱みを握られたような気分になってしまうため、悩み事があっても自己完結しがちです。
素直に人に甘えられないので、自分の話を聞いてもらったり、助けてもらったら、相手に借りを作ってしまったように感じてしまうのも人間嫌いな人の特徴と言えるでしょう。
特徴⑤プライベートを話さない
他人に自分の話をしないのも人間嫌いな人の特徴です。他人に自分のことを知られるのを嫌い、たとえプライベートなことを聞かれたとしても受け流したり、はぐらかすことが多いです。
そういったことが続くと、話しかけられること自体が減っていきますが、人間嫌いの人はその方が気楽だと捉えます。それどころか、人のことをずかずかと聞いてくる人にプライベートな話をしなくて済むように距離を置いて接するのも人間嫌いな人の特徴と言えるでしょう。