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耐火性などに優れた難燃製品もある!
配置や製品の重さにも注意しよう!

耐火性などに優れた難燃製品もある!

製品によっては内部でも楽しめる!

タープの下で焚き火はできる?燃えにくい素材は?注意点や配置についても徹底解説!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

先ほどタープの下で焚き火をするのは基本NGだとお伝えしましたが、それは「ポリエステルなど化学繊維を素材とした製品の下」の場合です。一般的なタープは化学繊維でできていますが、焚き火やバーベキューなどを楽しめるような製品も存在しています。

難燃性の高い素材が採用された耐火性に優れている製品が数多く存在していますので、タープの下で焚き火をしたい方はそういったタープを選ぶようにしましょう。雨の日でもタープの下で焚き火を満喫できます。

難燃性の高い製品に使われている素材の一例

タープの下で焚き火はできる?燃えにくい素材は?注意点や配置についても徹底解説!
(画像=Photo byErbs55、『暮らし〜の』より引用)

タープの下・内部で焚き火をしたい際に意識するべきなのは、使用素材です。難燃性の高い素材の一例は、テトロン(ポリエステル)とコットンの混紡繊維であるTCやポリコットン・テクニカルコットンなどが挙げられます。

上記の素材を利用して作られた製品は、難燃性・耐火性に優れているので下で焚き火を行っても大丈夫です。また、記事内で登場したルーフプロテクターと同じく火に強い素材であるコットン100%で作られているコットンタープなども存在しています。

商品名や説明文をよく読んで確認しよう

耐火性を持っており、内部での焚き火に対応しているタープを探す際は、商品名や説明文、素材などをしっかりと確認しましょう。焚き火対応と記載されていたり、「難燃」や「耐火」といった文言が書かれているケースが多いです。

焚き火に対応しているタープであれば、火の粉が少し当たった程度で穴が開くことはまずありませんので、ぜひ有効活用してください。

配置や製品の重さにも注意しよう!

地面からなるべく高さを確保するのが理想

タープの下で焚き火はできる?燃えにくい素材は?注意点や配置についても徹底解説!
(画像=Photo by joelf、『暮らし〜の』より引用)

タープの下で焚き火をする際は、なるべく高さを確保するのが理想です。単純に高ければ高いほど焚き火によって生じる火の粉へ当たりにくくなります。

製品の保護にも繋がるのはもちろん、人間もいろいろと動きやすくなり、快適さ・利便性の向上に繋がります。タープを選ぶ際には、人数規模などに応じて大きさ・高さも意識してみてください。

難燃性の高い素材の製品は重い傾向にある

本記事で紹介した素材・TCやコットンなどの難燃性の高い素材で作られているタープは、ポリエステルで作られた一般的な製品と比較して「重い」傾向にあります。おおよそ3~4倍ほどのどっしりとした重量感があるので、設営や持ち運びに疲労を感じやすくなるかもしれません。

車移動がメインであればさほど大きな問題ではないかもしれませんが、徒歩で設営場所まで荷物を一定距離運ぶ必要がある場合はしんどさを感じる可能性があるので注意しましょう。