日本さかな検定(ととけん)の詳細
日本さかな検定は3級(初級)、2級(中級)、1級(上級)の三つの検定があります。
3級は「初めて出会う発見や感動を通して魚にもっと親しみたい人」、2級は「魚好きにして通を自認する一般の方や漁業・流通・調理に携わる人、さらに魚食文化の奥深さを身につけたい方人」が対象。1級は2級合格者が対象で、「魚と日本の魚食文化に関する広範囲の知識の頂点を目指す人」が受験します。
いずれの級も70分で100問を解く必要があるため、スピードが求められます。問題は、魚そのものの生態や特徴を問うものだけではなく、魚食を中心とした文化に関する知識や地理的な知識を求める内容が比較的多い印象です。
オンラインととけん開催決定
昨年まで各地の会場で実施されていたマークシートによる受験に代わり、今年開催予定の「オンラインととけん」では自宅でパソコンを使用して受験する形式。3級・2級・1級のレベルや出題範囲はこれまで通りで、親子受検など家族同士の受検にはタブレットやスマホも使用可能とのことです。
また、検定のオンライン化にともない、「22年版ととけん副読本」は電子ブックによる購読配信なるそうです。過去の副読本、問題・解答解説集は在庫がなくなり次第、販売終了となるため、過去問をチェックしたい場合は早めに入手したいところ。過去の副読本、問題・解答解説集は、ととけん公式ホームページから注文ができるほか、5月30日にプレオープンした「魚に特化した本屋『SAKANA BOOKS』」(東京・新宿区)でも一部取り扱いがあります。
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詳細発表はまだですが、オンラインでの復活が決まり喜ぶ「ととけんファン」も多いのでは。オンラインで参加しやすくなったことから、受験したことがない人も自身の魚知識を試してみてもいいかもしれません。7月中旬の詳細発表が楽しみですね。
<TSURINEWS編集部>
提供元・TSURINEWS
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