日本さかな検定協会は「ととけん」をオンライン受験に切り替えて復活することを発表。11月の全国一斉開催を目標に始動するとのことです。

ととけんがオンラインで復活

一般社団法人日本さかな検定協会は6月6日、昨年第12回でファイナルを迎えていた「日本さかな検定(ととけん)」をオンライン受験に切り替えて復活させることを、同協会の公式ホームページで発表しました。

11月13日(日曜日)に全国一斉開催することを目標に始動するといい、詳細情報については7月中旬に同ページでお知らせするとのことです。

日本さかな検定(ととけん)とは?

日本さかな検定は「魚を学び、旬をおいしく食す」がコンセプトの魚に関する知識を問う検定。日本人の心身を育んできた魚食や伝統食の危機的状態が近年加速度的に進んでいることを受け、魚への関心や知識を深めることで、世界に誇る日本の魚食文化の魅力の再発見につながることを願い、2010年に誕生しました。

日本さかな検定企画委員長には服部栄養専門学校理事長の服部幸應氏、ととけん応援団長には東京農業大学名誉教授で食文化論者・文筆家でもある小泉武夫氏、ととけん応援団にはさかなクン(愛を込めて敬称略)が名を連ねます。

シンプルに魚が好きな人や釣りが好きな人から、水産業・漁業関係者や水産系の学生まで、これまでにのべ約3万人が受験しています。特筆すべきは受験者の幅広さで、全国47都道府県より最年少5歳、最年長89歳が検定に臨んできました。

2015年には、農林水産省が推進する国産農林水産物の消費拡大の取り組みの一環として創設された「フード・アクション・ニッポン」で、食文化・普及啓発部門優秀賞を受賞するなど、日本の食文化の保護・継承へ寄与も評価されています。

さかな検定「ととけん」が帰ってくる? オンライン受験で復活発表
(画像=さかな検定「ととけん」が帰ってくる? オンライン受験で復活発表ととけんがオンラインで復活(撮影:TSURINEWS編集部)、『TSURINEWS』より 引用)