テーブルターンで岸際を攻める

次にJQA前へ移動。ここは建物前~水場橋を越えた少し先までが現在工事中で、建物近くから上流がポイントとなる。

気になるのは、水が減水傾向にあること。これは普段岸際に居着いているナマズの多くが、他へ移動していることを指す。カバーに着いているときと比べると、プレッシャーは高めだ。

それならばとナマズの方からこっちに来てもらおうと、釣法を変更してみた。具体的には、岸際でわずかに水面が残っている所を見つけ、そこにルアーを置いてひたすらテーブルターンさせるというもの。すると、これがハマり、4カ所目で水面が割れた。

サイズアップ66cmをキャッチ

十分に重みが乗ってから一気にフッキングし、そのまま水位がある方へ引きずり出す。これはその場でやり取りをした場合、根掛かりするリスクが増えるのと、極力ナマズにダメージを与えたくないからだ。

魚は一気に上流へ向かって走り、ドラグからはラインがジリジリと出ていく。ドラグ調整は万全にしてあるので、無理せず楽しみながらやり取りする。上がってきたのは66cmのナマズだった。

ナマズゲームで66cm本命浮上 岸際の「テーブルターン」にヒット
(画像=ポップRで66cmナマズ手中(提供:週刊つりニュース中部版APC・丹羽祐介)、『TSURINEWS』より引用)

その後、少しずつ暗くなってきたので、午後6時ごろに納竿とした。

<週刊つりニュース中部版APC・丹羽祐介/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
水場川

この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年5月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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